育児の先輩たちに「子どもの成長はあっという間よ」「いまを楽しみな」なんて声がけをされた経験がある人は多いのではないでしょうか。それでも子どもの相手をするのが憂鬱な気分になる日もありますよね。
家族の日常をギャグ満載で描き、SNSフォロワー数は16万を超える人気の月光もりあさん(@_moria_moria_)が育児で勘違いしていたことを描いた漫画が反響を呼んでいます。
「遊んで貰えるのも10年だぞ」言葉の真意に涙
今年の初めに3歳の娘・えみりちゃんと公園に遊びに行ったもりあさん。そこで同じように子どもと遊びに来ていたお父さんと挨拶を交わし、子どもたちを見守りながら話をすると、三人の男の子の父親で上の子たちはもう中学生と小学4年生だとわかりました。
育児のベテランだなぁと思っていると、そのお父さんが「遊んで貰えるのも10年だぞ」と過去に先輩から言われた、という話をしてくれたといいます。
実際にそのお父さんも子どもが「小3ぐらいから友だちと遊ぶようになった」そう。
もりあさんはそれを聞き、自分は子どもと「遊んであげている」と思っていたけれど「遊んでもらっている」のだということに気付かされるのでした。
そしてその瞬間、娘さんが成長していく姿が頭に浮かび「あと7年かぁ…短けぇなぁ」と涙が出そうになったとのことです。
「いやぁ本当に泣きそうになりましたよ。描かなかったのですが、高校生になった姿も想像しちゃって…めちゃくちゃさみしくなりました」
普段は家事が苦手な奥さんと愛娘えみりちゃんとの日常を描いたギャグ漫画が人気なもりあさん。コメントも「笑えたー」という感想が多いなか、今回の漫画は「泣ける」「良い話」「子どもとのあと◯年を大切にします」といったコメントが殺到しました。
「読者は8割が女性なのですが、同じように育児をしている方が共感してくれたのかなと思いました。普段から話題になってほしいとか、ウケてほしいとかはあんまり考えていなくて、描きたいものを描いているだけなのですが、こうしてたくさんの人に読んでもらえたのはすごく嬉しいです」
と反響に対するコメントをくれました。