フランス人ムシュー直伝!「電車の男」抱き
同様に泣いている赤ちゃんへの対処の話で、電車内で泣き止まない息子さんをあやしていたところ、フランス人男性が教えてくれた抱っこの仕方は14万いいねと大反響でした。
しばひろさん一家がブルターニュに向かっていると、TGV(フランスの高速鉄道)の車内で息子さんが泣き止まなくなってしまい、ガイックさんがデッキであやしていました。
するとそこに居合わせたフランス人の男性がガイックさんに「この抱き方を試してみて」と今までしばひろさんたちがしたことのない抱き方を伝授してくれたそうです。しばひろさんたちはこの抱き方を「電車の男」と呼んでいるそうです。
あごの下と脚の間から腕を入れて赤ちゃんをうつ伏せに抱くこの抱っこは腹抱きやコリック抱きと呼ばれる方法に近いものようで、泣いている赤ちゃんが落ち着く体勢とのこと。
この抱っこに「もっと早く知りたかった…」「試してみます!」とコメントが寄せられ、泣き止まない子どものあやし方に困っている方が多いことがわかります。
また、父親同士でのやりとりだったことも日本ではあまり見ることがない光景で新鮮に感じた方も多いようです。
「実際に試した画像を送ってくれる方もいました。少しでも役に立てたならよかったです。ただこの抱っこはよだれがすごい出るんです…なのでタオルが準備できる状況でやるのがおすすめです。あと寝ているかどうかが自分では確認できないんです」
と、しばひろさんはこの抱っこの難点も教えてくれました。
赤ちゃんの顔が見えないので、窒息の危険がないよう注意し、頭や首が常に支えられていることなど、試す際には医師や専門家に相談するなどし、抱き方をしっかりと調べて安全に抱っこすることが必要です。
「コメントで自分も寝る時うつ伏せで顔横向けて腕を枕にするとスッと寝られるから、赤ちゃんなのかも、というのがあっておもしろかったです」としばひろさん。
確かに大人でもうつ伏せで横になると眠気に襲われる人は多いのではないでしょうか!
フランスではお散歩をしているとすれ違う人が話しかけてくれることも多いそうです。
フランス人は赤ちゃんや恋人にpetit chou(キャベツちゃん)、などフランス独特のかわいさを表す言葉を使うそうで、「息子はガイックの友人にCaramel au beurre salé Sushi(キャラメルバター塩寿司)と呼ばれたこともあります(笑)」とのこと。
これからもしばひろさんとガイックさんの日常から目が離せませんね。
文/村上順子