荷物を少なくする「デジタル化」と「優秀な化粧品」
いつも荷物が多くなってしまうという友人に「なんでそんなに荷物が少ないの?」と聞かれることがあったので、その理由を考えてみました。
まず、デジタルに移行できるものはどんどんデジタル化しています。
かつては移動中に文庫本を持ち歩いて電車の待ち時間などに読書していましたが、今はスマホで電子書籍を楽しんでいます。
私はなぜか電車とバスでは待ち時間に読みたい本が変わるのですが、そういうことってありませんか?
電子書籍なら何冊か同時で読み進めることができますし、そのときの気分に合わせて読む本を選べます。
また、手帳も持ち歩いていません。
スケジュール帳とメモ帳の役割はスマホが担っています。それに伴い文具類も持ち歩かないのでその分も荷物が軽くなりました。
また、化粧品をほぼ持ち歩かないのも荷物が少ない理由だと気づきました。
ポーチの中の化粧品は色つきリップのみ。パウダーもアイシャドウもチークも持ち歩きません。
パウダーどころかあぶら取り紙すら持ち歩かないのですが、これは優秀なフィニッシングパウダーに出会えたからというのが大きな理由です。
私はもともと顔にあぶらが浮きがちで、朝から出かけたら昼過ぎにはギトギトになり、あぶら取り紙を3枚は使わないとあぶらが取りきれないほど、あぶらギッシュでした。
使用済みのあぶら取り紙を手に「あぶらギッシュなこの紙、よく燃えるのでは…?何かの燃料として利用してもらえないか…?」と思うほど油田のような肌なので、いろんなフィニッシングパウダーを試したものの、あぶらを抑えることはできませんでした。
そんな折、NARSのライトリフレクティングセッティングパウダー プレストNとの出会いで、革命が起こりました。
好きな美容アカウントの方がおすすめだとツイートしていて購入し、騙されたと思って使ってみたところ、あまりの性能の良さに衝撃を受けました。夜帰ってきても肌の表面がサラサラなのです。
このパウダーが優秀なので、ベースメイクのお直し用品もあぶら取り紙もいっさい持ち歩かなくても安心して過ごせるようになりました。
目元のメイクも使っているマスカラ下地が優秀なため、今年の酷暑でもマスカラが少し下瞼につくくらいで、これを指で取り払えばOK。
アイシャドウも、プライマーを塗ってからパウダーアイシャドウを塗るようになったら、夜まで綺麗に残っています。化粧品の性能に感激することしかりです。
なので化粧直しは、食事の後に色付きリップを塗り直すだけ。おかげで持ち歩き用のポーチの中身は超軽量化できました。
健康第一で自分の体と相談しながら、過不足ない荷物を持ち歩けるのがベストだと実感した夏でした。
文・イラスト/おふみ 構成/阿部祐子