『劇場版 ねこ物件』(公開中)で猫付きシェアハウスの住人、司法浪人生・立花修を演じている細田佳央太さん。
「人見知りな性格だから実際にシェアハウスに住むのは難しいかも」と語る細田さんは、撮影現場で劇中に登場する格言「猫は人を繋ぐ」を実感したそうです。
共演の古川雄輝さんとした“大人な話”
── 猫との共演はいかがでしたか?
細田さん:
飼ったことはないのですが、好きなので共演はすごくうれしかったです。
触れる機会がなかったので、共演の古川(雄輝)さんに抱き方や接し方を教えていただきながら、少しずつ慣れていきました。
── ドラマ版でのインタビューで古川さんが細田さんについて「一番年下だけど、一番落ち着いていて大人っぽい」とおっしゃっていました。撮影中に20歳の誕生日を迎えた細田さんを見て、「自分の20歳はこんなに大人じゃなかった」と思ったらしいです。
細田さん:
撮影当時は20歳が成人の年齢だったので、みなさんから「大人の仲間入りだね」なんて言われました。
古川さんにも大人になったらできること、知っておくとためになることなどを教えていただきました。
── 例えばどんなお話をされたのでしょうか?
細田さん:
具体的には、株式の話などを(笑)。
仕組みを知らなかったので、やるやらないは別として、すごく勉強になりました。知識として知っておきたいことはたくさんあると実感しました。
ただ周囲に20歳=大人と言われても、選挙権は18歳からあったし、免許も取っていたので、お酒、あとはやらないけれどタバコやギャンブルなどの遊びの範囲が広がるくらいのイメージしか正直湧きませんでした。
20歳は区切りのように言われるけれど、僕の中では単なる数字くらいの感覚なので、特別ワクワクすることもなくて(笑)。
でも、お酒の話ができるようになったのは、ちょっとだけうれしかったです。
── 会話のきっかけなどに使えますよね。
細田さん:
お酒が飲めるようになると、会話の内容も変わってきて、人との繋がりが深くなったと感じる部分もあります。