サプライズが好きな人もいれば、嫌いな人もいます。愛情表現を大げさにする人もいれば、ほとんどしない人も。恋愛表現もそれぞれ。よかれと思ってやったサプライズ。でも、受け止める側の反応もさまざま。サレる側の思いを聞いてみると…。
ゴムタイツ姿の彼氏登場「サプライズすぎるわ!」
「30歳のころ、結婚しようと約束していた彼がいたんです。その彼が『言っておかなければいけないことがある』と言い出して。
何をカミングアウトされるのか、ドキドキしていました。『今度会うときに』と言われ、待ち合わせ場所へ行くと、いつも先に来て待っている彼がいない。“変だな”と思ったら、近寄ってきた人がいて、全身ゴムタイツの男で…」
そう話すのは、ユウカさん(36歳、仮名=以下同)です。そのゴムタイツ男が覆面を取りながら、仕込んでいた花を差し出したとき、それが彼だとわかりました。
「これ、僕の趣味なんだ。共感も理解もしなくていいけど、趣味だということを認めてほしくて。もちろんユウカが一緒にやりたいなら大歓迎だよって。
このカミングアウトが最大の愛情表現だからって。私、『おまえはバカか』と言い捨て、2度と会いませんでした(笑)。
今思えば、ちょっとかわいそうだったかも。彼、あんな格好で街に出てくるのは勇気がいったと思うんですよね。ふつうの会社員だったから」
とはいえ、今はそういう趣味のない男性と結婚、やっぱりこれでよかったと思っているそうです。