ペアレンタルコントロール機能はSNSごとにある
スマホのペアレンタルコントロール機能は、アプリ内の細かな動きまで管理できません。そこで活用したいのが、アプリ内に用意されているペアレンタルコントロール機能です。
Instagramは、2022年3月にペアレンタルコントロール機能をサポートしました。13歳以上の子どもに対して、18歳以上の保護者が管理できる機能です。Instagramのペアレンタルコントロール機能で利用できる機能は以下になります。
- 利用時間の上限設定
- 利用できる曜日や時間帯の設定
- 子どもがフォローしているアカウントと、フォローされているアカウント。新たにフォローしたり、フォローされた場合に保護者は通知を受け取れる
- 子どもがアカウントや投稿を報告したときに通知を受け取り、内容を確認できる
つまり、Instagramを使い過ぎてしまうことを防ぎ、誰と交流しているか、どんなトラブルに巻き込まれているかを保護者が把握できるようになっています。
ペアレンタルコントロール機能を提供しているSNSは他にもあります。TikTokは2019年4月から、13歳以上の子どものアカウントと保護者のアカウントを連携して見守れるペアレンタルコントロール機能を提供しています。
TikTokのペアレンタルコントロールでは、以下の管理が可能です。
- 非公開アカウントへの変更
- 使用時間制限モード(40分、60分、90分、120分の中から選べる)
- 使用制限モード(適切ではないコンテンツを制限)
- ユーザーやハッシュタグの検索の無効化
- DM、いいね、コメントの制御
お子さんが知らない人と出会わないように、アカウントを非公開アカウントに変更できるなど、Instagramよりも踏み込んだ機能が多い印象です。Instagramは子どもが一方的にペアレンタルコントロール機能を解除することができますが、TikTokではそれができません。
また、TikTokは16歳未満のユーザーはDMを利用できないのですが、16歳以上のお子さんでもDMを送信できる相手を制限できます。
TikTokは若いユーザーが多く、自撮りを投稿する人も多いため、悪い人が好みの未成年者を探しに来ることがあります。ペアレンタルコントロール機能を有効に活用して、TikTokで不快な思いをさせないようにしましょう。