全国72か所で開催するまでに
毎回違う5名が10分間自己紹介するイベントを20回開催し、100名の登壇を達成。
「港区100人カイギ」で手応えを感じた高嶋さんは、自分以外でも同じような盛り上がりをつくれるのか試すため、「渋谷区100人カイギ」の運営者を探しました。
渋谷区で始まると、相模原市や千代田区などでも行いたいと声が起きました。
そこで、クラウドファンディングを利用して、ホームページやロゴ、スライド、運営ルールなどを作成しながらブランディングしていき、現在、全国72か所で開催。
下は小学生から、上は90歳まで、これまで4195名の方が「100人カイギ」に登壇しました(2022年7月現在)。
「100人カイギ」のような仕組みがないと人の話を聞けない、人とつながれない現代社会を寂しく思うジレンマもあるようですが、日本発の「100人カイギ」を今後は他の国でも展開したり、20年、30年と残していきたいと考えているそうです。
PROFILE 高嶋大介さん
取材・文/清宮あやこ 写真提供/100人カイギ