人間以外も登壇!?さまざまな自己表現方法

まずは自分が勤める港区の在職者、在学者、在住者であることを登壇者の条件とし、「港区100人カイギ」をスタートさせました。

 

「100人と決めた理由は、ゴールを設定したかったからです。あるコミュニティデザイナーの方が、『街のことを調べようと思ったら、その街の100人に聞いたら大体のことがわかる』と、言っていたのを思い出して。

 

地域を知る意味でも『100』という数が相応しいと思いました。語呂もいいですし、それなりにやっている感じも出る数字かなと」

 

基本的には、登壇者に10分間で自己紹介をお願いしているそうですが、皆さん様々な方法で、自分が何をやっているのかや、今、取り組んでいることなどをプレゼンします。

 

「美容師の方が登壇されたときは、簡単に自己紹介をされた後、その場で希望者を募って、10分の間に髪を軽くカットしてスタイリングまでしました。

 

ダンサーで踊った方もいらっしゃいましたし、当時、発売されたばかりのペッパー(ヒト型の感情認識ロボット)が登壇した回もありました。もはや人ではありませんが。

 

自分を表現する方法は、人の前で話すことだけではないんだと、自分自身の表現方法もすごく広がりました」