かわいいものを探すのが大好きな文筆家の甲斐みのりさんに「かわいい」「おいしい」「心に残る」の3拍子がそろった“手渡したら確実に喜んでもらえる”ご当地のおみやげを「3つだけ」厳選してもらう連載。

 

さらに、忙しいママたちのために、3つのうち、少なくとも1つは必ず「遠方からもお取り寄せできるもの」を選んでもらいました。「忙しくてご当地に行っているヒマがない!」というママでも、手に入れることができますよ。

 

今回の記事で甲斐さんがご紹介してくれるのは、“新しい発想から生まれたお土産に、甘味で王道のどら焼きや芋けんぴも”【埼玉県】のおみやげ3選です。

\ 甲斐みのりさん的/「埼玉」のお土産

鉄道博物館、小江戸・川越、秩父、東武動物公園など、個人的にも訪れたい場所や店がさまざまある埼玉。少し前には、「ムーミンバレーパーク」や、ムーミンの童話の世界を感じられる「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」と飯能で注目を集める名所を訪れたのですが、童心に返って楽しむことができました。

 

埼玉で見つけたおみやげは、ぱっと気持ちが明るくなるようなおやつたち。誰かと分かち合いたくなるものばかりです。

1:【取り寄せ可】ロシアケーキ/空家スイーツ 9個入り 2480円

移住交流推進・起業支援を目的とした埼玉県鳩山町の公共施設にて買えるこちら。高齢化率が県内で1位といわれる鳩山ニュータウンの空き家などの庭に実っている果物を使用したロシアケーキです。

 

愛知県のニュータウン出身で2017年に鳩山ニュータウンに移住したアーティスト菅沼朋香が、焼き菓子作家の山本蓮理と共同で開発し商品化。「庭のある生活の豊かさを伝える」をコンセプトに、季節ごとの果物を近隣住民から集め、添加物を使わずに素材の味を活かした焼菓子に。果物の種類は、時期によって変わります。

 

昭和レトロさの感じる包装紙のデザインにもこだわっています。

 

「初めて見たとき、包装紙のデザインに『わあ!かわいい!』と釘付けになりました。今、昭和レトロブームが若い世代にも新鮮に映っているようなので、それをまさに反映した、新たに作られたお土産です。

 

中身は、昭和の昔ながらの洋菓子屋さんではおなじみのしっとりとしたロシアケーキ。かわいいし、おいしいし、もらったら絶対に喜ばれるはずです。個包装にもなっているのでひとつずつ渡せるのもポイント」

 

ロシアケーキ

  • 販売店:鳩山町コミュニティ・マルシェ
  • 埼玉県比企郡鳩山町松ヶ丘1-2-4
  • 通販:可