季節ごとに新作が出て楽しめるスタバのドリンクはファンが多い。昨年、47都道府県別で登場した『47 JIMOTO フラペチーノ®』もすべて完飲し、この5年ほぼ毎日スタバに通い、あらゆるカスタマイズを試した男性がいます。何が彼をそうさせたの?そこには、想像を絶する濃厚な時間が流れていました。
1杯のフラペチーノとの出会いで“スタバ通い”が始まる
スタバ愛にあふれるのは、“フラぺチーノ山口”と名乗るほどの男性です。彼がスタバと出会ったのは10年前、東京でマーケティング会社に勤務していたときでした。
友人に誘われてお店に行くも、何を頼んでいいのかわからない状態。友人の「ソイラテ」に「僕も」と、力なく注文した記憶があるといいます。
「そのときはハマることもなかったし、飲んだ感想も“こんなものなんだ”くらいでした」
スタバとの再会は5年前の夏。「独立して北海道に移住したときです」と、フラぺチーノ山口さんは振り返ります。
「やたら疲れていたときに、当時、期間限定で発売されていた“スモア フラペチーノ”をとくに考えもせず注文しました。
飲んでみると、フラペチーノの中は3層になっていて、ストローを差す場所によって味が違うことに気づいたんです!」
“1杯の中にストーリーがある”と、フラペチーノの奥深さに感動したフラペチーノ山口さん。飲みきる前に慌てて写真を撮って、ブログで発信するようになります。
「美味しさにハマりました。それから、 “フラペチーノを飲みたい”、そして、それを“言葉にして表現したい”2つの願いを叶えようと、スタバ通いが始まりました」
通うに連れて、オーダー時にドリンクの内容を一部、増減・変更などできる「カスタマイズ」ができることを知ったり、驚きと楽しさに溢れたといいます。
「抹茶フラペチーノにフラペチーノロースト(専用のリキッドコーヒー)をたすと、宇治抹茶の風味になる!とか。
マンゴーパッションフラペチーノにホワイトモカシロップを入れてティー抜きにすると、白桃の味になる!って」