子どもたちの学校生活を垣間見られる安心感

“子どもたちが海の問題を考えるきっかけに”と、「エシカルアイランド竹富島」という島をキレイにするプロジェクトを立ち上げた方が誘ってくれて、海岸の清掃活動にも参加したそうです。

 

また、学校からおよそ800m離れた橋で授業でもずく採りがあったときは、様子を見にいくと、入学したばかりの1年生の次男が中学生と手をつないで海の中を進んでいました。

 

竹富島には遊具のある公園がないため、学校の校庭が子どもたちの遊び場に。

 

引っ越した当初3歳の娘と校庭に立ち寄った際、理科の授業で虫眼鏡を持って校内の生き物を探す長男が友だちと楽しそうに過ごす様子を見ることができました。

 

授業参観以外でも子どもたちの学校生活を目にする機会があり、地域に開かれている学校の良さを感じます。

 

「外で近所の人に会うと『いつも娘ちゃん元気だね』や『息子くん自転車で通ったよ』など、いろんな人が声をかけてくれます。

 

島の人みんなで子どもたちを見守ってくれているので、放課後や休日に子どもたちだけで外で遊んでいても安心です」

取材・文/清宮あやこ 写真提供/片岡由衣