夫のスキャンダルに思うこととは。

衆議院議員を5年間務め、現在はコメンテーターなどとして活躍する金子恵美さん。1児の母であり、同じく元議員の宮崎謙介さんとおしどり夫婦としても知られています。宮崎さんとは国会で出会ったという金子さん。「政治家としての興味」だったという夫との出会いから結婚、夫のスキャンダルについて聞きました(全5回中の3回)。

登院初日に夫からのアプローチ

── 2012年には国会議員に立候補し、当選されましたね。夫である宮崎さんとの出会いは国会でということになりますか?

 

金子さん:
どうやら、初登院の日に後ろから夫が私を見ていたようなんですよ。私は本当に真面目に「国会に来たから頑張らなきゃ!」って思ってたんですけど、初日にオリエンテーションで同期のみんなが集まっている中で、夫が同じ新潟選出の男性議員に「あの人誰?」って聞いてたみたいで、その彼のセッティングで休憩時間に一緒にコーヒーを飲みました。それが始まりですね。

 

地方議会を経て国会に来た私とは違い、夫は完全に民間からいきなり国会に来た人でした。もともと経営者で、学生さんを相手にする仕事をしていたんですよ。

 

学生たちの就職支援をしていて、彼らがみんな「もう日本には希望がないから、シンガポールに行く」「政治もダメだし稼げない」って、優秀な子ほど言うと。それに衝撃を受けて、なんとか若い人たちの希望を作ろうと、縁もゆかりもない京都で政治の世界に飛び込んだ人でした。

 

── そこから徐々に距離を縮められたんですね。

 

金子さん:
夫は政治経験者の私に「地元でこういう問題を相談されたときにどう向き合ったらいいか」なんてことをしょっちゅう相談してきました。同じ早稲田出身ということで親しみもあって、最初はただ「可愛い後輩だな」と思っていました。ただ、政治経験がない分、「当選回数」とかそういうものに縛られず、おかしいと思ったらおかしいと目上の人にもはっきり言ったりするのを見ていて、だんだん面白い人だな、と思うようになってきました。

 

政治の世界って新しいことを嫌う事なかれ主義の人も多く、無難なことを言う人も多いんですけど、経営者だったと言うこともあって彼はなんでもズバッと言う。

 

だから党内での勉強会でも浮いたりしてたんですけど、こういった意見や、限られた予算を最適配分するマネジメント感覚なんかもすごく今後の政治に必要だろうなと感じて、彼のことがどんどん気になってきたんです。

つきあってすぐに「結婚したい」

夫である宮崎さんとの出会いについて語る金子さん

── それは恋愛としてですか?政治家としてですか?

 

金子さん:
政治家としてですね。結局、向こうから告白されてつきあったんですが、つきあって2か月ぐらいでもう「結婚したい」と言われました。経営者的な感じでスピード感がすごく速くて。

 

私はゆくゆくはそうでもいいけど、さすがにもう1回選挙に勝たないと地元の方にも示しがつかないし、「国会に何しに行ったんだ」って言われてしまうので、「次の選挙までは待ってください」とは答えました。

 

── 結局2014年に国会が解散し、再度当選されましたね。

 

金子さん:
はい。それが節目じゃないですけど、2015年の5月に結婚しました。披露宴には当時の首相だった安倍さんも来てくださって、冗談半分で「今日2人が結婚できたのは、私が解散したからです」なんてスピーチして、全部持っていかれました(笑)。

 

たしかに解散がなければこのタイミングで結婚できてないな、なんて今では笑い話にしてますけどね。