怒ったらスッキリ?

怒りより悲しみがくると語る當間ローズさん。

── ご家族の仲も良好だと伺っています。「怒らない」というのは、ご家族の影響もあるのでしょうか?

 

當間ローズさん:

父の影響が大きいかもしれませんね。父はとてもピースフルな人で、家でもいつも穏やかなんですよ。

 

あと、僕は何かに怒ってる友人を見たら、「何に怒ってるんだろう」って一緒に考えます。相手の怒りを鎮められたらいいなって思うんですよね。でも、これは相手によっては「あんたになんか理解できないわよ!」って逆に怒りを買うこともあるんですけど…。

 

── では、もし彼女が浮気をした場合、または誰かに理不尽なことをされたとしたら、どんな気持ちになりそうですか?

 

當間ローズさん:

彼女が浮気をしたら、僕に非があると思うかな。僕にたりない部分があったんじゃないだろうかって。まずは、自分のなかで気持ちをいったん整理して、それからですね。浮気を許す・許さないかというのは。

 

── その場で感情的になることもなく。

 

當間ローズさん:

「怒っている気持ち」をその場で爆発させてしまったほうがスッキリする人は怒ったほうが楽かもしれないですね。ただ、僕は、怒るほうがストレスを感じてしまうんです。だからなのか、自然と怒りに対する感情コントロールができるようになったのかもしれませんね。

 

PROFILE 當間ローズさん

ブラジル生まれ静岡県出身。ポルトガル語、スペイン語、英語、日本の4か国語が堪能。陶芸や生花に精通しており、Instagram「toumarose_official」では、「薔薇色の人生プロジェクト」と題して「ロスフラワー」の活動についても発信。8月20日には浜名湖音楽フェスでロスフラワーを販売予定。
取材・文/間野由利子 写真/井野敦晴 取材協力/TRATTORIA庭