「毎回自分で作ってるの?」と母に驚かれても
少し前ですが、テレビで「冷凍食品の焼きおにぎりが年間に1億個も売れている」という情報を観ました。便利だし、とても美味しいそうですね。
料理が得意な母に「え?毎回自分で作ってるの?」と驚かれましたが、家族が食べたいと言ってくれる限りは手作りしたいと思っています。
確かに手間はかかりますが、多めに作って冷凍ストックしておくこともできるし、意外と使い勝手がいいんです。
食事だけでなく、子どものお弁当にしたり、習い事の前の軽食にしたりもできますよ。
焼きおにぎりがつなぐ家族の時間
手作りのよさは、いろいろありますが、息子が「僕もごまをすりたい」と言って、お手伝いしてくれて、一緒に台所に立ってくれるのも私にとっては楽しいひとときです。
何よりたくさんおいしそうに食べてくれる家族の姿が愛おしい。
息子が、休みの日の朝ご飯に「おなかすいた〜、焼きおにぎり食べたい」と言ってくれて、「いくつ食べる?」「4つ!」「え、4つも!?」という会話も楽しいんです。
夫は白米をあまり食べないのですが、焼きおにぎりだけはめずらしく食べるんです。私も味見をしながらなんだかんだつまんでいるので、多めに作ってもすぐになくなっちゃう。だから、うちのお米はあっという間になくなります(笑)。
PROFILE 押切もえさん
モデル・文筆家。高校1年のときにスカウトされ、ティーン誌の読者モデルに。女性誌『CanCam』の専属モデルを経て、TV、ラジオなど、幅広く活躍。2013年には小説家デビューし、文筆活動も行う。私生活では2016年に結婚。現在2児の母。
取材・構成/相川由美