「声が通らない」コンプレックスを解消したひと言

小さいころから「どうしたら声が通るようになるのか」と悩みながらネガティブなことばかり考えてしまったゆの。さんでしたが、ある日、友人から思いがけない言葉をかけられます。


「可愛い声だね」

 

自分の声が嫌で仕方なかったゆの。さんは「どこが?」と不思議に思いました。しかし続けて「優しい声で癒されるよ」と伝えられると大喜びし前向きになれたそうです。

「ネガティブに捉えていた''声が通らない''というコンプレックスも捉え方によれば癒される声になるんだなと実感しました!

 

今でも自分の声が好きではないです…。最近はマスクをしているので、声の通りがより悪く、相手に伝わるように話すのが大変だな感じています。やっぱり相手にスッと伝わる声になりたいです。

 

でも、こういうときだからこそ、同じ悩みを持つ人はたくさんいるのではと、過去のエピソードを思い出して作品にしました。

 

漫画に登場した友達のように私の声が好きと言ってくれる人もいますので、自分ではマイナスだと思っていることも他の人にとってはプラス要素だったりする事もあるんだなぁと思いました!」

 

PROFILE ゆの。さん

小学生の頃から自由帳に漫画を描き、高校では絵を学ぶ。Instagramで連載をした恋人とのエッセイ漫画が人気となり、フォロワーは7.1万人を超える。指定難病の潰瘍性大腸炎を乗り越え、現在はNAPBIZ公式ブログ『ゆのぼのーと』にスイーツレビューを載せるほどに。

取材・文/村上順子