原因その② 自分に自信がない 

「仕事を頑張れない」「ミスばかりでこの仕事に向いていないかも…」「会社のお荷物になっているのでは」など、自分を責めてしまうことも、仕事がつらくなってしまう原因の1つです。

 

自己嫌悪に陥ると自信がなくなり、余計に仕事に身が入らず自然と失敗が増え、負のループに陥ってしまいます。これを断ち切るには、自己肯定感を高めなくてはなりません。

 

自己肯定感は3ステップで育てる

仕事における自己肯定感を育てるポイントは3つあります。

 

まず1つめは、先ほどと同じように成長目標を決めること。 ここでの目的は「できた!」という達成感・成功体験を積み上げることにあります。

 

自分がやってきた仕事が成果に繋がる経験を、少しずつでも積んでいくと、やがてそれは「誰かの役に立てた!」「自分でもやり遂げることができた」という自信になります。

 

その過程でスキルが身につけば、できることも増え、自分のステップアップに繋がるだけでなく、将来への漠然とした不安も軽減されます。

 

2つめは、しっかり自分で自分を褒めてあげることです。 どんな些細なことでも何かを得られたときは、自分が頑張ったことを褒め、認めてあげましょう。特に完璧主義者の人は理想が高く、自分を責めがちなので日頃から「自分を褒める」ことを意識してみてください。 他人と比べず素直に自分を評価し、自ら自信を育てることが重要です。

 

そして3つめは、自分の限界を知ること。 集中力や情報処理能力、得意なことなど、どこまでできるのかを自分で把握しておきましょう。

 

自分への過度な期待は、自信喪失に繋がってしまうことも。自分のできることを把握しておくと、高いハードルを設定せずに済みます。 無理なく自分のできることをコツコツこなしていきましょう。