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失敗は成功の母!「失敗力」を身につけて“デキる人”に生まれ変わる

仕事

2019.11.07

「失敗力」とは、失敗を恐れず、挑戦を続ける勇気のこと。言いかえれば、「失敗に学ぼう」ということです。

昔から失敗は成功のもとと言わています。ノーベル賞を受賞した科学者も大手企業のトップもさまざまな失敗を経て、成功を手にしてきました。大切なことは、失敗したときにどのようにしてそれを生かすかということです。

 

そこで今回は「失敗力」を身につけるためのコツをご紹介していきたいと思います。

 

失敗力は素直な人ほどつきやすい


失敗は、できれば避けたいもの。とはいえ、人は生きていればどこかで必ず失敗をします。大切なのはその失敗から学ぶことです。そのためには、次の2つの行動はやめるべきです。

 

①失敗をいつまでも引きずる

失敗してしまうと誰でも落ち込みますし、がっかりします。あるいは、自分に対してイライラする人もいるでしょう。これは仕方のないことですが、ネガティブな考え方をしていると、さらにネガティブな状況を招いてしまう可能性があるので、失敗を長々と引きずるのはやめましょう。

 

失敗力のない人は、「あのときこうしていればうまくいったのに…」と、タラレバをずっと口にしがち。起きてしまったことは仕方がないので、素直に受け止めて次の行動に移る努力をした方が建設的です。

 

②責任転嫁する

失敗に対して、そもそも失敗を自分のせいではないと決めつけてしまう人も、失敗力を身につけることができません。

例えば「私が失敗したのは、この仕事を私に任せた上司の責任だ」と上司のせいにしたり、「この仕事で結果がでなかったのは、後輩の出来が悪いからに違いない」と考え、失敗したことから目を逸らしてしまうことはありませんか?

 

失敗の責任転嫁で得られるのは「周囲からの信頼を失うこと」だけです。自分の失敗をきちんと受け止めることが、失敗力を身につけるための第一歩。周りのせいにするのはやめるべきです。

 

失敗力を身につけるための3ステップ


失敗力は、次の3ステップを意識することで身につけやすくなります。

 

Step1 失敗を素直に受け入れる

Step2 失敗から得た教訓は何か考える

Step3 教訓を取り入れながら仕事をする

 

言葉にしてみると当たり前のことで、特別難しいことではないように思えます。しかし、いざ失敗に直面すると、それを受け入れるのは「負け」を認めたような感じがして、なかなか素直に受け止められないものです。

失敗してしまったときは一度冷静になって、起きたことを受け入れる努力をしてみましょう。

 

失敗力は「分析」と「対策」によって身につく


Step1の「失敗を素直に受け入れる」ことができたら、Step2として「なぜ失敗したのか」を分析し、Step3として「次に失敗しない」ための対策をとることが大切です。

具体的にどのように失敗を生かすべきか見てみましょう。

 

失敗の原因を分析する

まずは失敗の原因を自身の中で明らかにしておくことが大切。この部分がはっきりしていないと、また同じ失敗を犯してしまう可能性があります。

 

書類の不備による失敗なら、失敗した部分のフォーマットを見直して修正しましょう。取引先との商談における失敗なら、相手が気分を害してしまった理由を考えなくてはいけません。

もし自分だけでは分析しきれないときは、周りの人にアドバイスをもらいましょう。客観的な視点が加わることで、自分では見えていなかった原因が見えてくることがあります。

 

また、失敗した原因が見えてきたら、メモなどに残しておくのがおすすめ。文字にして残すことによって、忘れにくくなるうえに、自分の失敗の傾向が見えやすくなります。

失敗例だけをまとめたメモ帳やノートを作っておき、定期的に見直すようにすると、失敗を減らすことにも繋がります。

 

失敗対策はできるだけ具体的に考える

失敗の原因が見えてきたら、どのような対応を取るべきたっだかを考えましょう。このとき、できるだけ具体的に考えることで、失敗力が身につきます。


失敗をしてしまったとき、上司や先輩から「次はどうするの?」と聞かれて、「気を付けます」「注意します」と答えてしまう人がいます。これでは失敗に学んでいるとはいえません。

失敗してしまった理由を踏まえて、具体的にどんな点に気を付けるのか、次に同じことが起きたらどのように対応するべきか、考えを深めてみましょう。

 

部下や後輩に体験談として伝える

自分にとっては忘れたい出来事かもしれませんが、その失敗は部下や後輩にとっては「生きた教訓」になるかもしれません。

失敗事例を具体的に出して「私はこういう失敗をした、だから気を付けて」とアドバイスされれば、部下や後輩も自分ごととして受け止めることができます。

 

失敗を自分自身のために生かすことはもちろんですが、部下や後輩のために生かしてあげることができれば、彼らの失敗力を養うことにもなります。

 

再挑戦することを恐れない

一度失敗したことに再び取り組むというのは、「分析」から得た「対策」を「検証」するという意味を持ちます。失敗に対する受け止め方や考え方が合っているかを確かめるためにも、失敗を恐れず再挑戦してみましょう。

 

再挑戦する際には、改めて注意すべきポイントを見直すことが大切です。失敗から得た学びを実践に移してみて、もしそれが失敗することなく成功したのであれば自分の分析や対策が正しかったということ。

再び失敗してしまった場合は、改めて失敗の原因を分析してみる必要があります。

 

「反省」はしても「後悔」はしない

私たちは「反省」と「後悔」を混合してしまいがちですが、このふたつは別物です。

 

失敗力を身につけられない人は、「あんな仕事引き受けるんじゃなかった」「あのとき◯◯をしてなかったら今頃こんなことにはならなかった」と、ネガティブな方向に考えがち。

そうなると次似たような仕事が回ってきても「この前の失敗があるからやりたくない」といった気持ちが先行してしまい、せっかくの名誉挽回の機会も失ってしまうでしょう。

 

大切なのは失敗を反省して次に生かすことです。「今回は◯◯をしてしまったせいでうまくいかなかったので、次はこうしてみよう」と前向きに考えることで、失敗力が身につきます。

 

失敗をチャンスと思えるのが“デキる人”


できることなら失敗なんてしたくないですが、失敗を全くしない人なんていません。失敗してしまったときにどう受け止め、どう分析し、どう対応できるのかが、“デキる人”と“デキない人”の分かれ道。失敗をチャンスととらえて上手に学び、「失敗力」を身につけていきましょう。

 

文/佐藤仁美

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