2019.09.19
仕事に集中しなくちゃ!と思っていても、ランチ後はついウトウトしてしまうことはありませんか?
そこで、眠くなりがちな午後でもシャキッとてきぱき仕事をこなせるような、おすすめの対処法を紹介します。
睡魔に負けないため、ぜひ実践してみてくださいね!
耳のツボを刺激する
仕事中に突然やってきた睡魔を、できるだけ目立たず、しかも素早く撃退したいと思ったときには、耳を刺激してみてください。耳には非常に多くのツボがあり、これらを刺激することで眠気を撃退できるでしょう。
具体的な刺激の方法としては、耳たぶを持って、上下左右、さまざまな方向に向けて引っ張るのがおすすめ。3秒から4秒ほど引っ張り、手を放してもとの状態に戻しましょう。
少し強めに引っ張るのがコツ。
数回繰り返すことで、眠気でもや〜っとした頭がスッキリしてくるはずです。
耳を刺激することで、頭や首周辺の疲れをとることにもつながります。スッキリとした気分で
身体を冷やす
仕事中に眠気がやってきてしまったときというのは、副交感神経が優位になり、身体がリラックスモードになっていると言えるでしょう。
単調で慣れた仕事に取り組んでいると、緊張感がなくなりがちです。緊張状態が解けることで自律神経の働きが切り替わり、脳や身体がリラックスすることで眠気を引き起こしていると考えられます。
眠気を撃退するためには、再度身体を緊張状態へと近づければ良いのですが、残念ながら自らの意思で自律神経の働きをコントロールすることはできません。こんなときには、ぜひ冷却シートを使って、交感神経を優位にしやすくする方法を試してみてください。
方法はとても簡単。冷たいシートを、脇の下や太ももなど、太い血管が通っている場所に貼るだけでOKです。素早く身体全体が冷え、副交感神経の働きを抑制できることでしょう。
冷却シートは職場にも常備しておけるものですし、眠気が襲ってきたタイミングで、トイレで貼り付ければ大丈夫です。
おやつを食べる
人間が眠気を感じる原因は、脳から出される指令にあります。脳に刺激を与えることで、眠気の指令を元からブロックすることができます。
脳に刺激を与えるための方法として、手軽なのがおやつを食べるのがおすすめ。「噛む」という動作が脳に刺激を与えやすいので、職場でも食べやすく、噛みやすいおやつを選択しましょう。
ミント系のガムやダークチョコレートは、覚醒効果が高いおすすめのおやつです。目立たずに口に入れやすい点も、職場で食べるのに向いていると言えますから、こちらも事前に用意しておいてみてはいかがでしょうか。
席を立って休憩する
人間が眠気を感じるのは、アクティブにあちこち動き回っているときよりも、じっと座って、単調な仕事をしているときです。この状況を打開することも、眠気を撃退するためのコツとなります。
どうしようもなく眠くなってしまったときには、そのまま作業を進めていっても、効率が落ちてしまいます。それよりも、一度席を立って気分転換を図った方が、その後の仕事がはかどるでしょう。
席を立って休憩する際の過ごし方としておすすめなのが、以下のような行動です。
・周囲の人と会話をする
・軽いストレッチをする
会話やストレッチ、脳を刺激することにつながります。短期間でも効果が期待できるので、ぜひ実践してみてはいかがでしょうか。
15分だけ仮眠をとる
こちらは、可能であれば実践していただきたい睡魔撃退法です。どうにもならない眠気に悩まされたときには、いっそ眠ってしまいましょう。短時間でも脳を休めることで、スッキリ感を取り戻せます。
職場で眠ることに対して、抵抗を抱く方も多いかもしれません。しかしたった15分だけでも目を閉じて休憩するという方法は、非常に効果的です。その15分のおかげで、その後の仕事時間をより効率的に過ごせることでしょう。
仕事中に仮眠をとる場合には、ぐっすりと眠り過ぎないように工夫することが大切です。横になって眠るのではなく、デスクで座って休憩しましょう。アイマスクなどで光をシャットアウトすれば、休憩効果は高まりますが、目覚めにくくなるというデメリットもあります。程よい光度に調整するのがおすすめです。
15分程度で確実に目覚められるように、アラームなどを設定しておきましょう。ぐっすりと眠り過ぎないことで、目覚めたあとにすぐに仕事に戻れるはずです。
我慢したところで効率はあがらない!
仕事中に睡魔に襲われてしまった経験は、誰にでも一度ぐらいはあるのではないでしょうか。こんなとき、ただひたすら頑張って耐えるのも良いですが、上手に眠気を抑えることで、その後の仕事をスムーズに片付けられる可能性も高くなります。
今回紹介した睡魔撃退法は、仕事中にも比較的実践しやすいものばかりです。ぜひ取り入れてみてください。
文/佐藤仁美