■板挟み対策1  その状況に応じて「NO」と伝える

おのおのの状況に柔軟に応じた優先順位とそれを見る客観的な視点が必要です。何がその状況において一番大事かを見極め、必要であれば「ノー」と根拠を持って相手に言う勇気を持ちましょう!その結果、全体がよりよい状況へ向かうように中間管理職がリードしていくのです。 例えば、上の指示を仕事で達成するには、部下に定期的に残業をお願いする必要があったとします。しかし部下は残業することに抵抗を感じています。こういう場合はどうやったらその指示を残業を増やすことなく達成できるか、仕事効率を見直してみます。 同時にどうしても残業が必要な場合は部下や自分のローテーションで残業をします。その代わり部下の他の要望を実現するために、上の人の目標指示を少し下げるように提案するなど。ところどころ「NO」と伝える勇気が大切ですね。 こうすることで、常に周りの方々の状況や事情、気持ちを常に客観的に考えて行動している優しい方の長所を存分に活かせます!


■板挟み対策2  一人で抱え込まず、他の人に仕事を分散させる

上司から任された仕事は、チーム全員で取り組んでこなす、部下からの要望はチーム全員で解決や折り合いがつくように話し合う、全てを中間管理職のあなたが抱え込む必要はありません!他の人を頼ってもいいのです。 ご自分一人の考えでは解決できないことも、みんなで考えたら意外と簡単に解決法が見つかることもあります。また、周りの人たちは頼られてやる気を見せる場合もあるでしょう! いかがでしたか?板挟みで苦しんでしまう人は周りをいつも気遣う優しい人である場合が多いです!そんなあなたの長所を活かしつつ、みんなで団結しながら仕事に励んでいってくださいね。