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働くママの転職・よくある失敗談【後悔しかないエピソード】

仕事

2019.02.23

2020.04.26

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育児と仕事、両立したい。ママでも、キャリアアップを目指したい。……と、「転職」を考えるママは意外と多いのです。

そこで、これから転職活動をするママに向けて、ママだからこそおさえておきたい「転職マナー」をおさらい。

大学時代に第一子を出産し、新卒の際は既にママ。その後三人の子どもを育てながら、転職。現在では四人のママとして、プロジェクト型の新しい働き方で企業と個人をマッチングする「CARRY ME」の役員を担当。実体験をもとに、女性のキャリア・働き方についてノウハウを発信し続けているFlexible Career代表 の毛利優子さんに話を伺いました。

第四回目は、「見落としがちだけど気をつけたい」マナーについてです。

 

資格をたくさん持っていたほうがいいの?

異業種に転職する場合はとくに、転職活動をする前に資格をたくさんとるべき?と思うママも少なくないと思います。ですが……

 

「結論からいうと、資格より実務経験のほうが、よっぽど大事です。未経験から資格をとる場合は、知人・友人の会社のお手伝いでも良いので、実務を経験しておけると良いですね」

 

ママの年齢だと、資格のアピールは実務につながっていない限りは厳しいことも多い。

 

「資格があるだけで実務が伴ってない場合は、結構厳しいですね。TOEICなどのメジャーな資格であれば、英語を使用した実務経験がなくても、多少分かりやすい部分もありますね。新しいことを挑戦しても結果を出せるというポテンシャル的な評価につながる場合もあります。ただ、英語を日常で利用する業務となれば、実務経験で一度も使っていないと、なかなか難しいですね」

 

さらに、趣味の資格では全くアピールにならないとか。

 

「いわゆる資格オタクは逆にマイナスになることが多いです。実務でなにができるのですか?と結局はなってしまいますから」

 

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現代だからこそ、気をつけたいSNSの発信

見落としがちなマナーの一つに、SNSのマナーがあるそう。

 

「面接官は、事前や事後に面接者のSNSをチェックすることも意外と多いんです。非公開にしている人はともかく、公開にしている人は本名を名乗っていなくてもふっとしたところで目につく場合もあります」

 

そういったことを踏まえて、公開設定のSNSでは、批判めいた発言をしないほうが無難。また、「喫煙」を彷彿とさせるシーンの投稿もリスクがあります。女性の多い企業の代表の方は、候補者のSNSで喫煙などの投稿を見て不採用にしたというケースも実際にあります。

 

転職活動にあてる時間の確保で注意したいこと

子育てをしながら仕事をしている状態では、なかなか転職活動自体に時間を確保できないのが現状。

 

「働いている会社に言わないで転職活動をする場合は、そのための時間がより確保しづらいでしょう。となれば、面接が終業後の夜の時間帯になることも多くあると思います。そうなる場合は、子どもの預け先を確保すること。日中の時間帯に勤め先を休んで活動する場合は、面接をそこに全部詰め込むなどして、かなり戦略的にやらないといけませんね」

 

また、注意したいが保育園のシステムを確認しておくことだそう。

 

「保育園によっては、仕事をやめたら保育園も退園となる場合もあります。仕事をしていない期間がどれくらいであれば転園を避けることができるのかは、各保育園や自治体に必ずチェックすることです。なかには、1ヶ月しか猶予がないというところもあるくらいだそう」

 

これは……見落としがち!必ずチェックしておきたい事項です。

転職コンサルタントを利用する際におさえるべきは

転職に際して、転職コンサルタントを利用するというママも多いはず。

 

「転職コンサルタントを利用する場合は、まず履歴書と職務経歴書に力を注いで丁寧に書くことです。書類に魅力が感じられないと、アドバイザーとの面談も受けさせてもらえないことがあります」

 

登録は無料なため、アドバイザー側に“魅力的な人材”と判断してもらえないことには、面談の機会すらも設けてもらうことはなかなか難しいのだそう。

 

「書類でのポイントは、子どもがいるということをアピールしすぎないこと。これは私が初めて転職をした時の実体験なのですが、最初からそればかりアピールしていると、エージェントすら利用できないこともあります。ここは結構盲点なので、注意していただきたいです」

 

エージェントと実際に話合いができた上で、子どもがいることやこちらの条件などを相談すればいいのだそう。

 

「実際にエージェントと面接する機会までこぎつけたら、エージェントは強い見方となります。また、最近では、週4正社員、週1から週4出社の業務委託など柔軟な働き方で活躍できる求人を取り扱うエージェントも増えてきており、ママの転職の選択肢は格段に増えています。CARRY MEでも、自由な働き方の求人を獲得し、活躍しているママも増えています。エージェントはアドバイザーから条件交渉がしてもらえるので、ぜひうまく活用してくださいね」

 

「子どもがいるということをハンデに思いすぎずに、時間の制約があることで効率がアップしたことをアピールするようにしてくださいね。時間ではなく成果に対して報酬をもらっていることをお母さんがアピールできると、よりママの転職市場も広がっていくのではないかと思います」

 

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監修者PRPFILE 毛利優子さん


女性のキャリア・働き方の専門家、Flexible Career(フレキシブルキャリア)代表、兼 プロジェクト型の働き方で企業と個人をマッチングする『CARRY ME』のCMO(最高マーケティング責任者)。大学在学中に長男を出産。大学卒業後、新卒でありママであるという状態で就職したという経験を持つ。その後、20代後半で子どもが3人いるという状態で監査法人の事務職から完全未経験のWebサイトの企画・ライター職種に転職。それらの経験を生かし、仕事をしながら子育てをする女性を応援するためのノウハウをまとめたWebサイト『働くママプラス』を企画・リリース。月間10万PV以上、収益化を実現し、MVPを受賞する。現在では、4人の子育てと仕事を並行しながら、「時間」ではなく「成果」で評価される新しい採用・働き方を広めるために奮闘中。著書に『働きたいママの就活マニュアル』(自由国民社)、『これで解決。働くママが必ず悩む36のこと』(日本実業出版社)がある。

 

取材・文/松崎愛香 イラスト/村林タカノブ  

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