大阪には、がんや麻痺などにより食べることに苦痛を経験した方々が食べる喜びを取り戻すきっかけを作る目的でオリジナルカトラリーを製作する「猫舌堂」という会社があります。ご自身もがんを患った代表の柴田敦巨(しばた・あつこ)さん(47)は「命は限りがあるので、今必要なことをやりつつ、最後は自分が楽しかったと終われるようにしたい」と仕事に向き合っています。