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【結婚・妊娠・出産】職場の「報告」マナーやタイミングをプロが解説

仕事

2021.08.02

「結婚や妊娠、出産。人生の大きなイベントは、仕事や働き方にも大きく影響するもの。報告のタイミングや伝え方は、相手目線で考えるのも大切なマナーです」

 

結婚、妊娠、出産の「報告マナー」についてコミュニケーション・マナー講師の松原奈緒美さんにお聞きしました。

結婚の報告は挙式3か月前を目安に

結婚はプライベートなことではありますが、社内手続きや業務にも関わること。報告は早めに、配慮して行いましょう。

報告は直属の上司から

職場への報告で大切なのは、順番とタイミング。結婚後も働く場合は段取りを踏んで行います。

 

結婚後も同じ職場で働く場合は、挙式の3か月前までを目安に伝えます。挙式を行わない場合も、社内手続きや休暇の調整などがあるため、入籍前に速やかに報告するのが一般的です。

 

初めに報告するのは、直属の上司。仕事の調整も起こり得るため、順番はしっかり守りましょう。その後は上司と相談しながら、目上の方から順番に伝えていきます。

 

先に仲の良い同僚に話すこともあると思いますが、あくまで「内密に」とお願いをしておくこと。噂で上司の耳に入るのは避けたいものです。

結婚後の働き方などもあわせて相談を

報告する内容は、結婚式の有無や休暇をとる日程、結婚後の働き方などです。苗字が変わる場合は手続きが必要です。

 

結婚式に招待する予定であればその旨もお伝えし、招待しない場合は「式は親族だけで行いますので…」などと説明しておくとスムーズです。

 

結婚式の準備に慌ただしい時期でも、仕事に影響が出ないようしっかり両立していきたいですね。

妊娠が判明したら、直属の上司に早めに報告を

妊娠の報告は早い方がいいか、安定期に入ってからがいいか、迷う方もいるかもしれません。報告時のマナーについてみていきましょう。

報告する理由は仕事を円滑に進めるため、不要な心配をかけないため

妊娠はとてもセンシティブな話題。早い段階で報告することに躊躇される方も多いのではないでしょうか。

 

ただ、体調によって仕事に影響が出るため、直属の上司には早めに報告をしておくと安心かもしれません。

 

上司にとっては、報告があることで、正しく配慮ができ、仕事の調整もつけられます。

 

逆に報告ができていないと、周囲の方にいらぬ心配や迷惑をかけてしまうことも。

 

伝える内容は、現在の体調と、仕事に影響がでる可能性など。仕事を続ける意思の有無や産休についても相談しておきましょう。

体調が悪いときは無理せず早めに対処を

仕事で協力してもらいたいことがあれば、みずから相談を。体調に変化がある場合は、無理せず早めに伝える。そうすることで、職場や仕事への影響を最小限にとどめることができます。

 

協力いただいたことは「当たり前」ではありません。感謝の言葉を添えることも忘れないようにもしたいですね。

出産報告は、SNSが先にならないように注意

職場の方々は出産報告を楽しみにしています。

 

職場復帰の第一歩と考え、体調をみながら、出産後3日程度を目安に早めに報告ができるといいでしょう。

 

最近多いのが、SNSの投稿の方が早かったというパターン。

 

妊娠中や産休中にカバーをしている職場の同僚にとっては、SNSで先に知ると複雑な気持ちになるもの。

 

「順番が違う」「仕事でカバーをしていたのに配慮がない」と受け取られてしまうことのないよう、SNS投稿の前に、お世話になっている方に報告しておけるといいですね。

正解がないからこそ、マナーは相手目線で考えよう

結婚や妊娠、出産の報告はとてもおめでたいことですが、仕事を円滑に進めるうえでさまざまな調整が出てきます。

 

マナーはすべて相手目線、相手起点で考えることが大切です。上司や一緒に仕事をするメンバーの立場にたった対応を心がけましょう。

 

また、結婚や妊娠、出産は、人によってはセンシティブなことでもあります。うかれたり自慢したりせず、職場での振る舞いにも配慮できるといいですね。

 

PROFILE 松原奈緒美(まつばらなおみ)

コミュニケーション・マナー講師 EXSIA代表。マナーやコミュニケーションの専門家として、企業研修・講演を行っている。年間150回登壇し、3万人以上を指導。テレビ出演などのメディアでも活躍。NPO法人日本サービスマナー協会ゼネラルマネージャー講師としてプロ講師養成も手掛ける。

取材・構成/鈴木有子

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