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就職の氷河期世代を政府が支援…でも、希望の職に就けないから腐ったの!?

仕事

2018.12.06

20181203hyougaki01多くの人が経験する“就職活動”。なるべく希望通りの職場で働きたいものですが、時代や経済環境により希望が叶わなかった人も多いかもしれません。政府は最近ある就労支援を始めていますが、マツコ・デラックスさんは疑問を感じているようです。

 

“就職氷河期”を経験した人はかわいそう?


11月19日放送の『5時に夢中!』(TOKYO MX)では、政府が新たな取り組みとして始める「地域若者サポートステーション」に着目しました。この取り組みは「就職氷河期に希望する仕事に就けなかった無職の人」を対象に、就労支援や家賃補助などの支援を行うもの。

 

しかし番組に出演したマツコ・デラックスさんは、この施策に対して首をかしげます。「ひとつ気になるのが、『希望の職に就けなかったから腐った』的なニュアンスじゃない?」「『本人の望まない職場で』っていうのがひっかかる」とコメント。続けて「それを言うなら就職氷河期の人じゃなくたって、希望する仕事に就けなくても頑張った人はいるわけじゃない?」と、“世代や環境を理由にする考え方”に異議を申し立てます。

 

このマツコさんの持論に対して、タレントのふかわりょうさんは「時代によって売り手市場になったりするっていう、時代の不公平感はあるのでしょうか?」と質問。マツコさんは「売り手市場の時でいろんな会社に楽に入れたとしても、結局入ってからどうなるかっていうのはその人の頑張り次第」と主張していました。

 

マツコさん「レールから外れることを恐れるべきではない」


さらにマツコさんは“あるべき就労支援”についても言及。一般的に“理想”とされている「○○大学→○○商事というレール」に疑問を感じているようで、「誰しもが東京のビルの中で事務職をするのに向いているわけではない」と語っています。

 

また「むしろ“農業や跡継ぎの無い職人”との間をつなぐパイプが必要」という考えも披露。政府の施策が「いろんなものを気づかせてあげるキッカケになるんだったらすごく良いと思う」としめくくりました。

 

マツコさんの持論について、ネット上には賛否が続出。実際に氷河期を体験した人からは、「就職氷河期の実態を全くわかってないな」「日本は最初でつまづくとゲームオーバーだからね」「芸能界と違って一般の会社は新卒至上主義だしさ…」と現実の厳しさを主張する声が寄せられました。一方で賛同派もいて、「与えられた場で頑張れないヤツはどこに行ってもダメ」「マツコの年齢だと大卒がドンピシャ就職氷河期だよね。真剣に考えてのコメントだってわかる」などの意見も。

 

“条件面”を重視する売り手市場世代の学生


実際に“氷河期世代”と“売り手市場世代”では、就活を巡る状況はどのように違うのでしょうか。人材紹介事業を行う「株式会社ディスコ」は、「就職氷河期の学生と売り手市場の学生の比較」と題した調査を行っています。

 

まず学生自体が「就活の難易度をどう感じているか」について、世代間で大きな差が出ることに。氷河期時代を代表する世代(2010年卒)は「とても厳しい」の回答が4割を超え、一方売り手市場世代(2017年卒)では同回答が1割に留まりました。

 

“就職先を選ぶ基準”についても価値観の差が表れる結果に。氷河期世代と比べて売り手市場世代では「休日・休暇が多い」を重視する人が約2倍となり、さらに「福利厚生が充実している」「給与・待遇が良い」も順位を上げています。一方大きく順位を下げたのが、「仕事内容が魅力的」「高いスキルが身に付く」「企業理念に共感できる」など。最近の学生は仕事内容やキャリアよりも“条件面”を重視する傾向にあるようです。

 

残念ながら、生まれた時代は自分では変えられないもの。“その時代でいかに前向きに生きていくか”が大切なのかもしれませんね。

 

文/牧野聡子

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