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「働く女性が輝ける」っておかしくない!?『家売るオンナの逆襲』の名言がママに話題

仕事

2019.02.28

20190225sanchi01毎日のように新しい話題がフィーチャーされるネットの世界。この記事では、SNSや検索サイトで注目を集めているワードをチェックしていきます。意外なトレンドが見えてくるかも!?

 

『家売るオンナの逆襲』の名言が話題に


2月20日放送の『家売るオンナの逆襲』(日本テレビ系)で、北川景子演じる主人公・三軒家万智の台詞が「名言」だと話題に。彼女の愛称である「サンチー」がTwitterのトレンド入りを果たしました。

 

今回の放送で万智は、“輝く女性社員”の活躍をアピールするために会社が立ち上げた「ウーマンプロジェクト」に参加。“子どもを育てている”ことを盾にやりたい放題なワーキングマザー・宇佐美サキ(佐津川愛美)と対立します。

 

しかし万智はプロジェクトの趣旨そのものに疑問を持っているようで、サキに「そもそも女性が輝くとはなんだ?」と質問。「男性は輝こうが輝くまいが、普通に仕事を続けられます。一方女性は輝くことを要求される」と問題点を投げかけ、「女性に仕事と家事を両立させるためのプロジェクトなら、そんなものはくたばってしまえばいい」とまで言い放ちました。

 

サキは専業主婦だった母親と同じように家事や育児をしていたのですが、あまりに負担が多すぎて仕事に支障をきたすことに。そんなサキの働き方を万智は、「共働き家庭である宇佐美家でサキ様だけが2足のワラジを履いていること自体おかしな話」と指摘しています。

 

現実社会でも“女性が輝く”といううたい文句はよく見かけますが、なぜ男性は子どもが生まれても育児と両立する“輝き”を求められないのか。使い古されたキャッチコピーに一石を投じる台詞に、Twitter上では「さすがサンチー! いいこと言うわ」「“働く女性だけに輝きを求める”ことがそもそも矛盾してるんだよね。サンチーの言葉に自分も救われた」「自分の言いたいことをサンチーが代弁してくれた」「確かに“働く女性が輝く”みたいなキャッチコピーって、仕事と育児の両立を女性1人の問題として扱ってる節がある」と絶賛の声が相次ぎました。

 

またドラマをきっかけとして、SNSではワーキングマザーについて議論に。「サキみたいに“子育て”を盾にしてやりたい放題する人って結構いる。指摘するとこっちが悪者になるから厄介」「ワーママだからって仕事をぶん投げられたりすると、ちょっと“違うな”って思う」「他人に迷惑をかけちゃダメだよね」と厳しい見方をする人も少なくありませんでした。

 

男性の育児取得率は約5%?


本当に「働く女性が輝く社会」とは、どのような社会なのでしょうか。例えば「女性が輝ける職場」と求人に書かれている企業では、女性の“育休”や“時短勤務”などがアピールされています。しかしそんな風潮に疑問を持つ人も多く、「なんで子どもができたら“女性”が休んで子育てすることが前提なんだろう」「女性の育休を押し出しているところでも、男性の育休取得はほとんど実績がないところもあるよね」といった指摘が。確かに現代は、男性の育児参加が当たり前の時代。したがって「子育て中の女性が輝ける職場」は、必然的に「子育て中の男性が輝ける職場」であるはずです。

 

しかし厚生労働省が行った「平成29年度雇用均等基本調査」によると、男性の育児休業取得率は5.14%。また三菱UFJリサーチ&コンサルティングの「平成29年度仕事と育児の両立に関する実態把握のための調査」では、“育児休業を利用したかったが利用できなかった人”の割合が3割にも上りました。

 

現状はどうしても男女に偏りのある、共働き世帯の子育て。本当に“誰もが輝ける社会”になることを祈るばかりです。

 

文/河井奈津

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