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育休が終わって淋しい・離れたくない…【復職ブルー】のママたち

仕事

2020.04.10

この記事を書いている2020年の4月に限っては、新型コロナウイルス流行の影響で、保育園入園や育休からの復職がスケジュール通りに進んでいない人も多いかもしれません。

 

しかし例年なら、お子さんが4月1日から保育園に入園し、慣らし保育が完了。

 

いよいよママの育休も終わり本格的に復職を迎える時期ですね。

 

ところが、この時期に「復職したくない」「もっと子どもと一緒にいたい」…と憂鬱になってしまう「復職ブルー」を経験するママは意外と多いそう。

 

今回は、先輩ママたちに、当時の気持ちやどう乗り越えたのかを聞いてみました。

 

「復職ブルー」はいつ頃やってくる?

「復職ブルー」は、おもに次の3つのタイミングで訪れるといわれています。

 

保育園が決まった時

出産後は、夜も昼もなく赤ちゃんのお世話をする日々が続きます。

 

育児に文字通り「夢中」な時期を過ごしているうちに保育園の申請時期が来て、入園が正式に決まると、ふと現実に引き戻されるような気持ちになるママが多いようです。

 

Tさん(33歳・5歳児と2歳児のママ)は、

 

「二人目は特に、子どもとずーっと一緒にいられるのも最後だと思うと、保活にもなんとなく熱が入らず、このまま園が決まらなければ…なんて心のどこかで思ってました。もちろん子どもたちの将来のお金も必要ですし、きちんと復職しましたが、淋しかったですね」

 

と当時を振り返ります。

 

復職1か月前~

実際に復職の日が近づいてくると、それまで特に不安を感じていなかったママも、色々な心配が出てくるようです。

 

「子どもが保育園に慣れてくれるのか、久しぶりの仕事で失敗しないか、家事育児と仕事を両立できるのか…と、一気に不安が押し寄せてきた感じです」(Kさん・30歳・1歳児のママ)

 

「復帰が近付いた頃には、伝い歩きやマンマ、ブーブなどの言葉も出てきてどんどん成長してくるわが子。別に子供は嫌いではありませんでしたが、人生でこんなに愛する存在ができるなんて思いもしなかったくらいかわいくて…離れるなんてありえないという気持ちになり、毎晩寝かしつけのあとにこっそり泣いていました。今思うと、かなり情緒不安定ですけどね(笑)」(Yさん・31歳・3歳児のママ)

 

また、もともと職場の人間関係や労働条件などマイナス材料がある人は、特にこの時期に不安が高まりやすいといわれます。

 

復職直後~1か月後ごろ

厳密には「復職ブルー」には該当しませんが、復職後に気分が落ち込みがちになる人もいます。

 

これは、環境の変化と慣れない家事育児と仕事の両立で、肉体的・精神的疲労が増すのが1つの原因と考えられます。

 

また、子どもがなかなか園に慣れないことも落ち込む原因の1つ。

 

「他の子はだんだんと慣れてきて、お母さんと笑顔でバイバイしている中、わが子は毎朝どうしても泣きやまず、私も泣きながら出勤していました。ここまでして働く必要があるのかと何度も思いました」(Fさん・32歳・2歳児のママ)

 

さらに、職場では業務手順が変わっているなどで何かと周囲の手を借りることが多く、お迎えで残業ができなかったり、さっそく赤ちゃんが熱を出して休んだり。

 

そんな中で同僚に辛いとはなかなか言えず、実家や友人にも「自分たちが選んだことなんだから」と、愚痴や弱音を打ち明けにくい…という人が多いようです。

 

「復職ブルー」を乗り越えたママの体験談

それでも、復職ブルーを乗り越えた先輩ママたちに、当時心がけていたことややってみたこと、アドバイスを聞いてみました。

 

「夫となんでも話せる関係でいられるのが一番だと思います。毎日大変だけど、愚痴を言えるだけでも心が軽くなりますよね。責めたり解決を求めたりしてるのではなくて、自分のつらさを少し聞いてもらいたいだけと最初に伝えておくといいですよ」(Hさん・30歳・4歳児と2歳児のママ)

 

「保育士さんや園長先生はやはりママの気持ちをよく分かってくれています。毎朝娘が大泣きして、私も悲しくてへこんでいたら、優しく話を聞いてくれました。毎年必ず起こることなので、いつか解決するのも知っていますしね」(Sさん・33歳・3歳児のママ)

 

「職場復帰は決まっていたものの、実はどうしても苦手な人がいて。しばらく子どもと過ごしていると、戻るのがどんどん怖くなってきました。でも、たまたま読んだカウンセラーの先生が書いた本に、いきなり職場に飛びこむのではなく、まずは仕事の内容を少しずつ思い出して、次に通勤や職場風景など場所に慣れ、最後に人と接することに慣れていくと良い…とあり、復帰前にしばらくイメージトレーニングしていきました。何もしないより、ずいぶん心の準備ができたと思います」(Wさん・30歳・1歳児のママ)

 

「夫が忙しいのもあり、育休中はまるで息子と一心同体みたいな感覚でした。保育園に預けたら、初めて歩いたり言葉を話したりする瞬間を見られないのも悲しくて。でも、だんだんと、離れたくないと感じるほど愛情を注げる子がいることの幸せに、あらためて感謝できるようになりました。ちなみに、何かで聞いたのですが、保育士さんって初めて子どもが歩くのを見ても、ママには言わずにおいてくれることが多いんですってね!」(Iさん・34歳・1歳児のママ)

 

しかし、もっとも多かったアドバイスはなんと、

 

「とにかく復職しちゃえば、あっという間に仕事には慣れます!」

「時間が解決してくれるって、これほどぴったりな言葉はないと思う」

「子どもとの時間をより大切にできるようになり、いつしか不安は消えていた」

 

というもの。

 

「気持ちは必ず切り替わるから、自分と子供を信じて!」という先輩ママが圧倒的に多かったのが印象的でした。

 

おわりに

職場復帰に限らず、環境の変化に抵抗や不安を感じたりブルーになったりするのは人間の防衛本能であり、当たり前だともいえます。

 

その気持ちは否定せず、「いざ仕事に戻れば、時間や慣れがすぐに解決してくれる!」という先輩ママの言葉を信じて、復職ブルーを乗り切りたいですね。

 

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文/高谷みえこ

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