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他行のキャッシュカードでもATMの時間内手数料が無料に!?

マネー

2019.10.12

三菱UFJ銀行と三井住友銀行は9月22日から、ATMの相互利用を開始しました。いづれのキャッシュカードでも全ての取り引きが行えるだけでなく、手数料も時間帯によっては“無料”になります。

 

他行のATMで預け入れも可能に!


対象となるのは、駅前や商業施設などに設置された約2800カ所のATM。

現金の引き出しや残高照会はもちろん、今までできなかった“預け入れ”も行えます。また、ATMでも“振込み・預け入れ・残高照会”は終日手数料が無料。“引き出し”は平日8時45分~18時00分までの間であれば、手数料はかかりません。

 

土日祝日などは110円の時間外手数料が発生しますが、三菱UFJ銀行のATMは「毎月25日・26日」に限り終日手数料が免除されるとのことです。ちなみに相互利用で他行のキャッシュカードを利用できるATMには、「両行のカードが時間内無料」というステッカーを掲示されています。三菱UFJ銀行や三井住友銀行の店舗内にあるATMは含まれないので、注意してください。

 

大手銀行がATMの相互利用に乗り出すのは初の試み。この取り組みに対し、ネット上では「もっと早くやってほしかった! 手数料無料はありがたい」「他行のATMでも預け入れができるのは嬉しいな」「三井住友を使ってるけど、家の近くには三菱UFJのATMしかなかったから助かる」といった声が続出。歓喜する人は多いようです。

 

様々な銀行で経費削減対策が!


今回の相互利用を開始した背景には、“維持管理のコスト削減”が絡んでいました。

各銀行とも顧客獲得のため、様々な場所にATMを設置。今では多くの地域でATMが見られますが、ATMの維持費用もその分かさんでしまいます。

 

さらに最近インターネットバンキングやキャッシュレス決済が普及してきたことにより、ATMの利用者も減少。そこで両行は少しでも設置場所を減らして、経費を浮かしていこうという方針です。実際に両行のリリースには、「共同利用開始後、両行が近接する一部拠点の廃止を検討しております」といった内容が記載。年間で数十億円の経費削減を見込んでいました。

 

効率化を進めた三菱UFJ銀行と三井住友銀行。両行以外にも、効率化に転じた銀行は少なくありません。例えば「あおぞら銀行」では、昨年から自行のATMを廃止。代わりに「ゆうちょ銀行」のATMへと置き換えて、全ての取り引きを無料にしています。

 

みずほフィナンシャルグループでも、2024年までに全国約500店舗ある“銀行・信託銀行・証券会社”を約100店舗ほど削減すると公表。様々な銀行に動きがあったことで、「キャッシュレス化も進んでいるし、銀行も今まで通りにはいかなくなったんだね」「公衆電話みたいに、将来はATMや銀行もほとんど見られなくなるのかな?」などの声が相次いでいました。

 

2個以上の口座所有者は9割以上!


世の中に数多く存在する銀行。1つの銀行口座だけでなく、複数の口座を持っている人も多く見られます。ではどのような理由から、銀行口座を複数所有しているのでしょうか? マイボイスコム株式会社は、以前「銀行の使い分け」に関するインターネット調査を実施しました。

 

まずは10586名の男女を対象に、“現在所有している銀行口座”について質問。最も多かったのは「ゆうちょ銀行」で71.8%でした。次いで、「地方銀行(45.9%)」「楽天銀行(38.4%)」「三菱UFJ銀行(34.4%)」の順でランクイン。3大メガバンクよりも、地銀やネットバンクの方が所持数を上回っています。

 

“所有口座数”をたずねたところ、23.3%の人が「3個」と回答。2個以上持っている人は9割以上にのぼり、その理由として「お金をおろす時などに、ATMや店舗が近くにある銀行を使える」「口座指定など、口座開設の必要があった」「金利・手数料など、利便性に応じて使い分ける」などがあげられました。

 

経営方針などにより、様変わりしていく銀行やATM。お金の取り引きに困らない取り組みが望ましいですね。

 

文/古山翔

参照/マイボイスコム株式会社「【 銀行の使い分け 】に関するアンケート調査(第2回)」

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