借り換えで500万円も費用を抑えられる!?

今夏のボーナスは、昨年に比べて減額支給となった企業が多かったようですが、ボーナス返済も組み込んで住宅ローンを利用していた場合には、特に家計が厳しかったのではないでしょうか。

 

今夏だけボーナスが減る程度で済めば、預貯金の取り崩しで対応できるかもしれませんが、コロナの影響が今後1、2年続くとなると、返済の仕方は見直しが必要になります。この機会にボーナス払いはやめて、「月々の返済のみ」にするなど、早急に検討してみましょう。

 

また、住宅ローンを借りっぱなしで手をつけていない人は「借り換え」の検討も。例えば、ローン残高3,000万円(ボーナス払いなし)借入残期間25年のケースで見てみましょう。

 

【借り換え前金利2.0%】

毎月返済額:127,156円 総返済額:3,8146,890

 

【借り換え後金利0.570%】諸費用99万円も込みでローンを借りた場合 毎月返済額:11859円 総返済額:3,3257,651

 

借り換え後の月々の返済は16,297円、総返済額では488万9,239円も安くなります。

 

ひと昔前に比べて借り換えの諸費用が安くなったことで、わずかな金利差であっても、借り換えで得するケースが多くなっています。また、諸費用をローンで借りられる銀行もあるので、手元資金がなく諸費用が払えないことで借り換えをためらう場合でも、検討してみる価値はあるでしょう。

 

ただ注意点が1つあります。それは年収が大きく下がると、返済負担率の関係で借り換えができなくなる可能性があります。借り換えをするなら年収が維持できているうちに行うとよいでしょう