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変動費の節約、ポイントは3つ!ムダな出費を抑える習慣

マネー

2019.03.22

2019.12.01

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前回は「固定費の見直しは今すぐ!年間数万円もの節約を可能にする方法」についてご紹介しました。今回は、食費や日用品など変動費を節約する方法をファイナンシャルプランナーの風呂内さんに伺いました。今回ご紹介するのは下記の3つです。

 

・ポイントカードのポイントをためて賢く節約!

・医療費/薬代を安くする方法

・ラテ・マネーを排除する

ポイントカードはアプリで入れておくといつでも使える!


買い物するたびにポイントがたまるポイントカードの存在は節約をする上では見逃せません。最近はアプリになっているポイントカードが増えたので、スマホさえ持っていけば家に忘れてきたということも、以前のようにお財布がかさばる心配もありません。

風呂内さんおすすめのポイントカードは、4大共通ポイントと呼ばれる次の4つのポイントがたまるカード。基本還元率と主要店舗は以下のとおりです。

 

・Tポイント…0.5%(200円で1ポイント)、ファミリーマート、ガスト、ドトール、吉野家

・Pontaポイント…1%(100円で1ポイント)、ローソン、ライフ、ケンタッキーフライドチキン、じゃらんnet

・楽天スーパーポイント…1%(100円で1ポイント)、楽天市場、マクドナルド、くら寿司、出光

・dポイント…1%(100円で1ポイント)、ローソン、マクドナルド、高島屋

 

これらすべてのカードを持っておいて、見かけたらとりあえずためておくとよいでしょう。複数の店舗や企業にまたがって使えるので、買い物するたびにポイントがたまり、いつの間に結構なポイント数たまっているということも。

ほかにも複数の店舗で使えるポイントカードやそれぞれのお店で使えるショップカードも還元率が高いものがたくさんあるので、よく行くお店であればためておくのがおすすめです。

 

風呂内さんの最近のお気に入りは『Zeetle』というアプリ。

「リンガーハットなどの加盟店で紙のポイントカードのような形でポイントをためると10回分で1個商品を貰えるなど、還元率で考えたら10%になることもあります。還元率は高いですよね。ほかにも、お店のレジ横にアイコンがあって、知らないものがあるなと思ったらだいたい入れるようにしています」

ただし有効期限があるからといってポイントのために不要な買い物をするというのは本末転倒です。あくまでも「ついでにためておく」という意識が大切です。

 

お薬手帳を持っていくだけで薬代も安くなる!?


1年間で病院にはそれほどかからないという人でも、たとえば常備薬で毎月頭痛薬や花粉症の薬を購入しているというような人には「セルフメディケーション税制」が使えるかもしれません。これは、対象の市販の医薬品を購入した場合、年間1万2千円を超える部分が所得控除になるという制度です。

医療費の支払いが年間10万円超の場合は、医療費の一部を所得から控除する「医療費控除」が受けられますが、その制度に似ていますね。

セルフメディケーション税制と医療費控除は、どちらか一方を選択肢して利用することになります。いずれも、確定申告すれば会社員の方でも控除が受けられるので、医療系のレシートはとにかくすべて取っておくようにしましょう。

 

さらに、調剤薬局でお薬を処方された際に支払う金額を安くするコツもあります。まったく同じ薬を同じ量処方されても、処方してもらう薬局やお薬手帳の有無で金額が変わるのです。まずはお薬手帳についてご説明します。

 

お薬手帳は薬の情報を記録するものですが、昔はお薬手帳がないほうが支払い金額は安く済んでいました。ところが2016年4月に調剤報酬改定が行われ、お薬手帳を持参したほうが安くなるという風に変わったのです。薬を処方される際にもらう「調剤明細書」には、それぞれの項目に点数が記載されており、1点10円で計算されます。お薬手帳を持参しない場合は「薬剤服用歴管理指導料」が53点に対して、持参すると41点になります(半年以内に来訪した場合で対象となる薬局の場合)。負担額は通常その3割なので少額ではありますが、節約のためにも、もちろん処方された薬の情報を管理するという意味でもお薬手帳は必ず持参しましょう。ちなみに今はアプリも出ているので、つい持っていくのを忘れたということも防げます。

 

同じ薬を同じ量処方されても、薬局によって料金が変わるのが「調剤基本料」。街中などにある小さな薬局は通常41点ですが、大型病院の近くにある薬局(門前薬局)やチェーン展開している薬局では15〜25点、病院内にある薬局では10点と、かなりの差があります。病院内にある薬局のほうが安く済むというのはちょっと意外かもしれません。

さらに、いわゆるジェネリック薬品を何割以上使用しているかによって決まる「後発医薬品調剤体制加算」や、時間外・休日に行くことで追加されてしまう「夜間・休日等加算」などによっても支払う金額は変わってきます。

 

調剤明細書は細かくて難しい部分もありますが、まずは「調剤基本料」に着目し、もし90点を超えているなど高い点数が付いていれば、様々なサービスがあって便利な薬局だとしても、自分にとっては不要なサービスのために余計に支払っている可能性があるので、薬局選びを見直してみるといいでしょう。

 

節約はダイエットに似ている!?ラテ・マネーを排除する!


「ラテ・マネー」という言葉を聞いたことがありますか?これは「自分にとって実は重要ではないことのために使っているお金」のことです。毎朝の習慣だからと買っているカフェ・ラテのように、1回の支出は少額で済むけど1ヶ月、1年、合算してみたらぎょっとした!そんな支出があるならそれはラテ・マネーです。

 

例えば出勤前につい買ってしまう1杯300円のカフェ・ラテ。1か月では300円×20日で6,000円、1年間では72,000円にもなります。ほかにも、時間外にATMを利用して手数料を取られる、スーパーやコンビニで買い物をする時についレジ横商品(ガムやチョコなど)を買ってしまうなど、必要がないけど買ってしまうものがあると思います。そうした自分にとって価値がないものへの出費を排除することで、大きな節約効果が得られます。まずは日々の自分の行動を振り返ってみましょう。

 

ただし、余りにもストイックにやりすぎてしまうとダイエットと同じでストレスが溜まり、別のものを衝動買いしてしまうということにもなりかねないので、ほどほどがいいかもしれません。

 

次回は「問題!消費税の増税前に家は買うべきなのか?」についてお伝えします。

 

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PROFILE 風呂内亜矢(ふろうち あや)


1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®認定者、宅地建物取引士、住宅ローンアドバイザー、全国銀行協会 金融経済教育活動懇談会委員、一般社団法人みんなで作る良い行政サービス協会 主任研究員。大手電機メーカー系SIer、マンションの販売会社勤務を経て2013年にファイナンシャルプランナーとして独立。現在、テレビやラジオ、雑誌、新聞などで「お金に関する情報」を精力的に発信している。著書に『その節約はキケンです—お金が貯まる人はなぜ家計簿をつけないのか—(祥伝社)』、『ほったらかしでもなぜか貯まる!(主婦の友社)』などがある。

 

文/田川志乃 イラスト/加藤淳一

 

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