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何をテーマに選ぶ?国内投資信託選びのポイント

マネー

2019.05.06

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テーマ型ファンドとは、世の中で注目されているテーマに関連する企業の株式に、的を絞って投資を行い、利益を上げることを目的とした投資信託です。
テーマに関連する企業を応援できる、これからますます発展するという予測が立てやすいことなどから人気の商品となっています。
今回はテーマ型ファンドの特徴やメリット、デメリットをご紹介します。

■テーマ型ファンド(投資信託)とは?

国内投資信託を選ぶという作業は、初心者にとってはなかなか難しいものです。
絶対儲かる保証はないし、マイナスになるのだけは避けたい、けれど投資をするからには銀行の預金以上の利回りは確保したい・・・。
リスクとリターンのバランスを自分の中でてんびんにかけ、できるだけリスクは少なく、かつ儲かる商品を選ぶのは、品質に厳しく、確かな目を持つといわれる日本女性といえども難しいものです。
そんなときに目につきやすい商品が、「テーマ型ファンド」と呼ばれるものです。

テーマ型ファンドとは、世の中で今話題となっているテーマに関連する企業に的を絞って、その会社の株に投資し、利益を上げる投資信託です。
例えば、今話題のテーマといえば、東京オリンピック、AI(人工知能)、ロボット、介護・健康、ITやバイオなどが挙げられます。
AIの進歩で、あと10年もしたら、人間がしている仕事の半分はAIに取られてしまう、なんてニュースでも話題になったりしています。
ロボットも、少子高齢化の日本では貴重な労働力として、これからどんどん社会に進出してくると言われていますよね。
ここに挙げたテーマに沿ったテーマ型投資信託は、今まさに商品のラインナップが充実しています。

ちなみにテーマ型ファンドの歴史は結構古く、1990年代には既に登場していました。
1990年代には社会資本整備(公共事業として道路や学校などを整備すること)関連の商品が登場し、90年代後半になると環境関連の商品、2000年代はBRICS、ご当地ファンド、ゲノム、バイオ、2010年代はクラウドやSNS、シェールガス関連の商品が登場しています。こうやってみると、ファンドのテーマは、日本や世界の情勢と、とても密接に関係していることがわかりますね。

■テーマ型ファンドのメリットは?

テーマ型ファンドの一番のメリットは、次の3つです。

①投資家がファンドの目的を理解しやすい。
AIやロボットなどのキーワードは、ニュースや新聞で日常的に話題となっているだけに、とても心に響いてきます。
自分ではAIを開発することはできないけれど、関連企業に投資することで、そのお手伝いができるかもしれない、というのは魅力的な話ですよね。
人によっては、医療や介護の分野で貢献している企業を応援したい、と思うかもしれません。
自分でそんな企業をピックアップして、業績や財務状況を調べて株を買って…と手間のかかりそうなことは、全て運用会社のファンドマネジャーが代わりにやってくれるので、ある意味楽チンです。
自分の趣味、趣向に合った商品を選ぶことができる。これがテーマ型ファンドの最も大きなメリットといえるでしょう。

②伸びる産業、有望な産業が組み込まれており、ハイリターンを期待できる。
それこそ、AIやロボット産業が今後発展していくか?という質問に「No」と答える人はまずいないでしょう。
そのような分野の株式を中心に投資するわけですから、値上がりに期待できますよね。

③少額で投資できる。
投資信託という商品は、テーマ型でなくても少額投資が可能です。
それこそ100円から始められる証券会社もあります。
今話題のAIやロボット関連企業の株式は、既に高値をつけているものも多く、その株式を直接買い付けるとなると、かなりまとまった資金が必要になります。
それに比べ、同じ会社の株を買うにしても、投資信託なら少ない金額で可能です。

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■テーマ型ファンドのデメリットは?

人気の高いテーマ型ファンドですが、こんなデメリットもあります。

①「今話題のテーマ」は、時間と共に変わる
テーマ型ファンドの人気の理由である、今は注目を浴びているテーマが、今後長期的に人々の関心を保ち続ける保証はどこにもありません。
そのテーマが注目されなくなってしまえば、関連企業の業績が落ち、それに投資している資金も回収できなくなる可能性があります。
下手をすれば繰上償還といって、信託期間満了を待たずにファンドの運用が終了してしまうこともあるのです。
なんといっても、流行は過ぎるのが早いですからね。

②分散投資の法則に反している
投資のリスクを低く抑えるための方法に「分散投資」を行うというものがあります。
1つの商品だけを大量に買い込むと、それが売れ残った時の損害が大きいので、商品の種類を増やし、ある商品が売れ残っても、他の商品でカバーする、というのが分散投資の考え方です。
テーマ型ファンドは、この分散投資の法則に反した投資の仕方と言えます。分野が同じ株式を中心に投資するので、その分野が衰退すると、全部がダメになってしまいます。

③手数料が高い
テーマ型ファンドは、株式をメインに投資するアクティブ型の投資信託であり、利回りが期待できる反面、購入手数料や信託報酬が高い傾向があります。
高利回りのうちはいいのですが、そうでなくなった時、手数料の高さは手痛い出費となります。

これらのデメリットを踏まえた上で、テーマ型ファンドを選ぶ際には、

・今後もしばらく人気が続きそうか?
・過去の運用実績はどうか?
・手数料や信託報酬は割高ではないか?

などをチェックして購入し、購入後は、

・テーマへの関心が薄れてきていないか?
・そのテーマ市場を変化させるニュースなどは入っていないか?

など、定期的にチェックを欠かさないことが、損をしないコツといえるでしょう。

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