まずは「仮」でいいからスタート…貯めるうちにわかってくる

貯蓄について前野さんは「とにかく仮のプランでいいから、まずは初めてみること」を強くすすめます。「時間ができたら…」「今すぐは難しい」などと思ってしまうのは、真面目さや完璧主義が悪いほうに働いた結果。 「やるからにはちゃんと」とか「いちばんいい方法を」などと思い始めると、どんどん先延ばしになります。人生はどんどん進み、制度は改正され、目的も変化していくので、貯蓄もそれに合わせてフレキシブルでOK。

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「正確さを気にしたり、金融商品を検討する時間があったら、100円でも1000円でもいいから積立を始めること」。やり始めると情報も入ってくるし、自分に合ったやり方もわかって、貯蓄も軌道にのってきます。将来、こんなはずじゃなかった! と困らないためにも、早く始めたもん勝ちですよ。

ライター:のざわやすえ
出版社での編集を経てフリーに。ライター・エディター活動の一方で、主婦雑誌で培った知識をもとに「暮らし方アドバイザー」として、整理収納や家事タスクのアドバイスでも活動中。また、趣味のソーイングではオーダー業も。働きながら育てた一男一女は、この春から高3、高2に。