2019.09.01

スマホ決済で増税対策!出遅れた人は何を始めるべきか

今年の10月に増税がスタートするなか、中小企業の店舗や商品の購入時にクレジットカードや電子マネー、QRコードなどの「キャッシュレス決済」を選べば、一定のポイントが還元される施策を政府が推し進めています。つまり、キャッシュレスなら買い物がお得になるんです。

 

クレジットカードや電子マネー以外で身近なキャッシュレス決済といえば、「スマホ決済サービス」。店頭でスマホを読み取りリーダーにかざしたり、スマホでQRコードを読み取ったりするだけで、現金を使わずに支払いが完了するこの仕組みは、実はかなり身近なものになりつつあります。

 

今回は、初めてスマホ決済サービスを使う人でも気軽に始めやすい4つのサービスをピックアップしてみました。いずれもコンビニやスーパー、飲食店などで対応店舗が多いのが魅力なんです。

LINEアプリですぐに始められる「LINE Pay」


CHANTO読者の大半が利用しているであろう「LINE」。実はLINEのなかにも「LINE Pay」というスマホ決済サービスが入っており、LINEユーザーはすぐに使い始められるんです。

 

▲LINEアプリ上だけでなく、「LINE Pay」アプリ上でも利用可能。さらに、プリペイド式の「LINE Payカード」も用意されている。

 

LINE Payで決済するには、あらかじめ残高をチャージする必要があります。チャージ方法は、登録した銀行口座からの引き落とし、セブン銀行とFamiポートからの入金が選べます。対応銀行の種類が多く、ゆうちょや三菱UFJ、三井住友、みずほなどのメガバンクに加え、地方銀行も使えるのはLINE Payならでは。

 

チャージ式は”使いすぎを防げる“というのがメリットで、こまめにチャージするのが面倒なら銀行口座からのオートチャージも設定できます。

 

店頭で決済するときには、画面上に表示されたバーコードかQRコードをレジで読み取ってもらいましょう。もしくは、「LINE Payカード」というプリペイドカードを発行することもできます。LINE Payカードがあれば、LINE Pay加盟店に加え、国内外のJCB加盟店でも使えるようになるので便利。

 

▲LINE Payの場合、LINEもしくはLINE Payアプリ内でのみ利用明細が確認できる

 

また、LINEスタンプやLINEマンガなどLINEの関連サービスを利用していれば、2%のLINEポイントが貯まります。利用開始時は還元率が0.5%なので少しお得感が薄いですが、ポイント還元率がアップするキャンペーンが開催されることもあります。貯めたポイントは1ポイント1円でLINEの各種サービスの支払いや、LINE Payカードへの残高チャージに使いましょう。

メルカリの売上金が使える「メルペイ」


フリマアプリ「メルカリ」でも、スマホ決済サービス「メルペイ」が使えるようになりました。メルペイは専用アプリではなく、メルカリアプリを起動して使います。

▲メルカリアプリ内の「メルペイ」タブから利用する。

iPhone 7以降もしくはAndroid 5.0以降のおサイフケータイ対応スマホなら、

読み取り端末にかざしてピッと決済できる

 

メルペイは売上金を利用できるだけでなく、銀行口座からのチャージも可能。売上金をメルペイで使うには、「ポイント」を購入する必要があり、1ポイント=1円となっています。ただし、銀行口座からのチャージならポイント購入は不要。メルカリユーザーなら振込申請のために銀行口座を登録していると思うので、その口座を連携するだけでいいのでラクなんです。

 

対応している銀行はメガバンクや地方銀行などで、ゆうちょには対応していません。ただし、対応銀行は続々と増えています。

 

▲メルペイのチャージ用に銀行口座を登録すると、売上金の振込申請期限がなくなり、

ポイントを購入しなくても使えるようになる

 

店頭決済するには、画面上に表示されたバーコードかQRコードをレジで読み取ってもらう方法と、スマホをレジの読み取り端末にかざすだけの「iD(アイディ)」を使う方法が選べます。

 

メルペイはポイントを貯める機能がないぶん、お得なクーポンを配信しています。コンビニのホットスナックがたった11円で買えたり、寿司チェーン店で中トロが無料になったりと、外食が多い人に向けた特典が用意されています。

楽天スーパーポイントを貯めるなら「楽天Pay」


「楽天Pay」は、楽天IDに登録しているクレジットカードで決済できるサービスです。楽天Payの対応店舗であれば、クレジットカードを出さずにアプリの画面を見せるだけで決済が可能。また、店頭のQRコードをスマホで読み取って、自分で金額を入力して決済する方法もあります。

 

▲楽天Payのアプリの画面はかなりシンプル。「楽天ポイントカード」としても使える

 

このサービスの魅力は、なんといっても「楽天スーパーポイント」が貯まる&使えること。もし楽天カードを使っているなら、クレジットカードのポイントに加えて、利用金額の0.5%のポイントがもらえるんです。

 

普段から「楽天市場」や「楽天モバイル」など楽天サービスを使っている人なら、楽天Payはぜひ使いたいもの。利用できる店舗が多いのも楽天Payの強みでしょう。

 

「PayPay」はヤフオクユーザーに有利


最近CMでもよく目にする「PayPay」は、ソフトバンクとヤフーが共同出資して設立した会社が提供する決済サービス。支払い方法は、PayPay残高、Yahoo!マネー、クレジットカードの3種類から選べます。

 

▲PayPay残高で支払うと、キャッシュバックが当たりやすくなる。

支払いやキャッシュバックの内容はアプリ内で確認可能

 

PayPay残高は銀行口座からのチャージに対応しており、みずほや三井住友、りそな、ゆうちょ銀行などが利用できますが、残念ながら三菱UFJ銀行の口座からのチャージには非対応。Yahoo!カードを使ったチャージも可能です。

 

さらに、6月からは「ヤフオク!」の売上金をPayPayにチャージできるようになりました。これまでヤフオク!を使っていた人なら、手軽に始めやすいかもしれません。

 

店頭で決済する際は、店頭のQRコードをスマホで読み取って、自分で金額を入力して決済したり、店頭でバーコードを提示します。

 

通常時は支払いごとに0.5%のキャッシュバックが受けられ、クレジットカードで決済すると、PayPayでのキャッシュバックとクレジットカードのポイントがもらえるのが魅力。さまざまなキャンペーンが展開されるので、話題性の高いサービスでもあります。

 

今回紹介したサービスは、いずれも無料で始められます。登録方法なども簡単なので、まずはアプリをインストールしてみてください。

 

文/今西絢美

今西絢美

家電やIT関係の記事を執筆するかたわら、
“おいしいものナビゲーター”として食の記事も執筆中。