注目のキーワード

注目のキーワード
コピーしました
お使いの端末は
この機能に対応していません

4・5・6月に受け取る給料は要注意?残業が社会保険料アップにつながる可能性も!

マネー

2019.03.30

108-1


毎月の給与明細をチェックしていると、気になるのが「総支給額」と「手取り金額」の違いについてです。「頑張って仕事をしているつもりなのに、どうしてこんなに引かれてしまうんだろう……」なんて、ため息をついたことはありませんか?

給与から引かれてしまう金額の内容はさまざまですが、その中でも金額が大きいのが社会保険料控除です。手取り金額を増やしたい!と思ったときには、この控除額が増えすぎないよう、調整するのも一つの方法となるでしょう。

社会保険料の金額が決定する仕組みと、控除額を増やし過ぎないためのポイントを紹介します。

 

■社会保険料とは?

まずは給与から引かれている、社会保険料について説明します。社会保険料とは、厚生年金保険料や健康保険料などを合わせたもの。厚生年金保険料は、きちんと収めることで、将来的に「年金」を受け取ることができます。健康保険料は、病院で治療を受ける際に提示する「保険証」を保有するために必要なお金です。

どちらも、私たちの生活を支えている重要な保険料だと言えますが、その負担金額は決して少なくありません。「必要なものであることはわかっているけれど……もう少し安くなったらな」なんて思ってしまう方もいるのではないでしょうか。

 

■いくら引かれているのかは、給与明細を見ればわかる!

実際に社会保険料として支払う金額には、個人差があります。自分の場合はどうなのかな?と思ったときには、給与明細をチェックしてみるとわかるようになっています。

給与明細からは、総支給額からさまざまな費用が控除され、手取り金額が計算されている様子を見てとれます。控除欄の「社会保険料」をチェックすると、自分がどれぐらい支払っているのか、把握できるでしょう。

社会保険料の金額は、「標準報酬月額」という基準によって決定されます。厚生年金の場合は、給与の金額によって、標準報酬月額を31等級に分けています。一方健康保険はさらに細かく、50等級に分けられています。

まずは自分自身の標準報酬月額がいくらなのか、そして、その金額がそれぞれの等級のどこに当てはまるのかチェックしてみるのがオススメです。

 

■4月、5月、6月の残業代には要注意!

毎月の社会保険料をチェックしてみるとわかるとおり、社会保険料控除の金額は、毎月細かく変更されるわけではありません。実は社会保険料は、通常4月・5月・6月の給料の金額から、一年分をまとめて算出されているのです。

この「給料」には、もちろん「残業代」も含まれています。つまり、4月・5月・6月に残業代が多く支給されると、標準報酬月額がアップし、その後一年間に支払う社会保険料の金額が高くなってしまう可能性があるのです。

職場の環境によっては、「4月・5月・6月の間は残業が多くて給料も多いけれど、そのほかのシーズンはそこまで忙しくはない」なんてこともあるでしょう。この場合、残業代が少ない時期であっても、残業が多い時期から算出された社会保険料を納める必要がありますから、生活が厳しくなってしまうと予想されます。

この時期は、あえて残業の量をセーブすることで、社会保険料の金額を抑えることにもつながるでしょう。

ここで注意したいのが、4月・5月・6月というのは、あくまでも「給料が支給される時期」ということです。実際に仕事をする期間は、3月・4月・5月になるケースも多く、年度末で仕事が忙しい時期との調整が難しくなってしまうことも……。

標準報酬月額は、あくまでも「3カ月間の平均」から求められるもの。「3月はどうしても残業が増えてしまう……」などの事情がある場合には、4月・5月で調整すると良いでしょう。

■将来的にはデメリットばかりではない!

社会保険料の支出は、今の手取りを減少させてしまうもの。ついネガティブな印象を抱いてしまう方も多いかもしれません。

確かに健康保険料については「掛け捨て」となりますが、厚生年金保険料については、「将来的に自分が受け取る年金の金額」に関わってくるもの。今頑張ってたくさん納めておけば、その分多くの年金を受け取ることができます。

「今」という限られた時間だけにとらわれず、将来的なメリットにまで目線を広げれば、「社会保険料のアップ」は、決してネガティブなことばかりではありません。

今と将来、両方をしっかりと考慮した上で、自分たちにとってベストな方法を探っていけると良いですね。

108-2

■まとめ

毎月の給料の手取り金額が少なく、生活が厳しい!と思うときには、給料から控除される金額を、できるだけ少なくする工夫もしてみてください。特に社会保険料は負担の大きな項目ですから、4月・5月・6月分の給料金額によっては、その後1年間の生活費に関わってくる可能性があります。

月給制の会社員として仕事をしていれば、基本給については、「毎月ほとんど変わらない」という方も多いことでしょう。一方で、「残業代」については、時期によって変動が起きる可能性もあります。

頑張ってたくさん残業をすれば、一時的な手取り収入をアップさせられます。しかし3月・4月・5月に残業をする場合は、その後一年間の社会保険料に影響を与えてしまう可能性もアリ。まずは自身の給料明細をチェックし、標準報酬月額を確認するところからスタートしてみてください。「今の状況」を知ることで、「これから先どう働いていくのか」が見えてくるのかもしれませんね。

あなたにオススメの記事

マネーテーマ : 【マネープラン】その他の記事

マネープラン
もっと見る