■自治体によっては、子どもの医療費無料

子育て世帯の負担を軽減する目的で、数多くの自治体で導入されているのが、子ども医療費助成制度です。子どもが病院にかかったときに、窓口で支払う自己負担分を助成する制度となっています。 子育て中には非常に助かる制度ですが、この「子ども」の年齢区分は、自治体によって異なることをご存じですか? 高校生の息子と共に、近隣自治体へと引っ越すことになったCさんは、子ども医療費助成制度について知って驚きました。 これまで住んでいた自治体では「子ども医療費助成制度が使えるのは、小学校卒業まで」でした。しかし今回住むことになった自治体では、「高校卒業までの子ども」を対象としていたのです。幼い頃から内臓の病気を抱えていた息子は、病院にお世話になることも多く、引っ越しにより医療費負担を軽減できるようになりました。 「子どもの医療費が無料になるから」という理由で引っ越しをするのは、現実的には難しいかもしれません。しかし近隣エリアであっても、自治体が違えば子ども医療費助成制度の内容が異なることも、十分に考えられます。 もし引っ越し先を、ある程度広い範囲から選択可能な状況であれば、子ども医療費助成制度についてもリサーチしておくことが、節約につながるのかもしれませんね。

 

■まとめ

日常的な生活費は、「必要不可欠なコスト」と捉えがちです。しかしこうしたコストが積み重なって、家計に大きなダメージを与えてしまうことがあるのも事実ですよね。 今回紹介した節約情報は、誰でも気軽に利用できる!という類いのものではありません。しかし条件を満たせば、非常に大きな節約効果を期待できることでしょう。 自分の周りにも、なにかお得な節約ポイントが転がっていないかどうか、一度冷静にチェックしてみてはいかがでしょうか。少し視点を変えることで、コスト削減につながるのかもしれませんよ。