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ひと世帯で約2503万円!?平均貯蓄額が全国1位に輝く県の知られざる秘密とは

マネー

2019.01.26

20190118okane01誰もが気にしていながら、なかなか他人とは話しづらい“お金”のこと。現代の日本人は、どんな事情を抱えているのでしょうか。お金にまつわる様々なデータを都道府県別に比べてみると、そこには意外な秘密が隠されていたようです。

 

貯蓄額が一番高いのは奈良県!


今年の1月5日に放送された『池上彰のニュースそうだったのか!!』(テレビ朝日系)では、日本人の貯蓄額や収入を都道府県ごとに紹介。地域性がお金に大きく関わっていることを解き明かします。

 

まずは1世帯あたりの貯蓄額を比べてみましょう。今回の集計は県庁所在地の都市で2人以上の世帯、そして貯金や有価証券、生命保険などを含めるという条件で算出しています。全国平均は約1812万円ですが、上位勢は揃って2000万円を超える結果に。

 

意外にも東京都は第3位で約2295万円、第2位は約2328万円で神奈川県がランクインしています。そして第1位に輝いたのは、約2503万円の奈良県。最下位になった約838万円の沖縄県と比較すると、3倍近い差が見られました。

 

では、なぜ奈良県の貯蓄額が一番多いのでしょうか。実はサラリーマンの平均月収や物価の違いを紐解いていくと、面白い事実が分かってきます。

 

奈良県に隠された秘密とは…?


サラリーマンの月収は、1位から順に東京都、神奈川県、大阪府、愛知県、京都府、千葉県と並びます。やはり都市部になるほど収入は多くなるようですね。ちなみに奈良県は30万700円で第7位。全国平均の30万4300円を少し下回る金額でした。

 

最後は物価ランキングからアプローチしてみます。食糧や衣服、家具だけではなく光熱費や家賃、医療費なども含め、全国平均を“100.0”に設定。10位がちょうど100.0なので、9位以上が平均以上の物価だと分かります。

 

番狂わせもなく、当然のように1位は東京都。しかしなぜか4位「山形県」、6位「石川県」、9位「長崎県」と、都市部以外の地域もランクインしています。実は地方だからといって、物価が安いとは限りません。例えば長崎県は“離島”が多いため、物資を運ぶ費用が加算されています。また雪の多い山形県は、交通費や光熱費が物価指数に影響しているそう。

 

肝心の奈良県は、41位とかなり低い順位。その要因には、家賃の安さが大きく関係していました。つまり奈良県には、月収が平均に近く物価は国内屈指の安さという秘密が隠されていたようです。

 

番組を見ていた視聴者からは、「やっぱり一番大きいのは家賃だよね。東京は収入が高くても家賃が高いから貯蓄には向いてない」「貯蓄額1位がまさかの奈良県! このデータは意外過ぎる」「家賃が安いのは魅力的。奈良県に移住したくなる」と驚きの声が相次いでいました。

 

まさかの最下位? 奈良県に共働き世帯が少ない理由


奈良県に関するデータには、他にも面白いものがあります。昨年総務省が発表した「就業構造基本調査」によると、奈良県は「全国の共働き世帯の割合」が42.0%で最も低い結果に。一体なぜ貯蓄額1位の奈良県が最下位なのでしょうか。

 

実は以前から、奈良県は女性の労働率が低いと言われてきました。これに対して専門家などの間では「会社の数が少ない」「旦那さんの所得が高いから」と、様々な意見が出されています。しかし今のところ、明確な理由は分かっていません。

 

総合的に判断すると、やはり所得と物価のバランスが関係しているのかも。奈良県民の生活には、人生を豊かにするヒントがありそうです。

 

文/牧野聡子

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