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千円札に来年3月から新色が登場!衝撃の理由とは…

マネー

2018.10.31

20181029_money_01普段何気なく使っているお金ですが、正確に色や形を思い出せる人は少ないはず。その姿かたちは時代と共に変わっていて、来年3月には千円札がマイナーチェンジすることが発表されました。「変更される理由はなんなのか」「変更後の旧札はどうなるのか」など、詳しくみていきましょう。

 

千円札が枯渇する!? 来年3月に新しい色が登場


10月18日に、財務省から「来年3月18日以降に発行する千円札から、記号と番号の色を褐色から紺色に変える」と発表がありました。変更点はこの“番号の色”だけであり、肖像を含めたその他についてはこれまで通りとのこと。

 

日本銀行のサイトによると、印刷されたアルファベットと数字の呼び方は「記番号」。6桁のアラビア数字を挟んでアルファベットを先頭に1文字か2文字・末尾に1文字が組み合わされる仕組みです。記番号のパターンは全部で129億6千万通りあり、同じ種類のお札に印刷されているのは全て違う番号。ちなみにアルファベットの“I”と“O”は、数字と間違いやすいため除外されているそうです。

 

記番号の色変更は、この組み合わせを“全て使いきった”ことが理由。100億を越えるパターンが枯渇するとは驚きですが、日々人から人へリレーされることを考えると消耗は激しいのかもしれません。この変更で、一気に千円札の“在庫”が潤いますね。

 

まだまだ使える“夏目漱石の千円札”


“記番号が紺色の千円札”が使用開始となっても、もちろん現行の千円札はそのまま使えます。また、もう一世代遡る“夏目漱石版の千円札”も自動販売機以外であれば問題ありません。ネット上では旧千円札について、「夏目漱石の千円札見なくなったな…」と嘆く声や、「夏目漱石の千円札をニセ札と思う世代がいるらしい!」と世代間ギャップに驚く声が上がっていました。

 

実は2000年代に入って千円札の変化は二度ありました。一度目は野口英世から夏目漱石への変更で、時期は2004年11月1日。二度目は2011年7月の記番号の色変更です。前回の色変更は黒色から褐色へのバトンタッチでしたが、同じペースでいくと約8年後にまた色を変える必要があるかもしれません。

 

この財務省発表を巡り、ネット上では「色の変更はいいんだけど、自販機でまた使えないとか嫌だな」「褐色の千円札にプレミアがつく日も近いかも」「千円札の文字色だけ変えるくらいなら、いっそ新しい肖像にすればいいのに。というか二千円札みたいに人じゃなくてよくない?」といった声が上がっていました。

 

お札の顔である“肖像”の意外な選考基準


お札のメインといえば、まず“肖像”がイメージされますよね。「大臣や学者などとにかく偉い人が選ばれる!」と思ってしまいますが、実際はどんな基準で選ばれるのでしょうか?

 

日本銀行のサイトには、「肖像を誰にするかを最終的に決定するのは財務大臣」と記載があります。また、選考過程においてポイントとなるのは、「日本国民が世界に誇れる人物で、教科書に載るなど一般に知名度が高い」「偽造防止の目的から、なるべく精緻な人物像の写真や絵画を入手できる人物」の2点。歴代の肖像がほとんど男性なのは、ひげやシワなど細かい描写が偽造防止に有効だったからだそうです。

 

お札の顔については、「テレビで福沢諭吉を見てもお札にしか見えない」「聖徳太子ってお札に7回も選ばれているんだな…」「次の肖像画に誰が選ばれるのかめっちゃ気になる」「イチローとかスポーツ選手がお札になったらかっこいいと思う」など色々な意見が出ていました。

 

昨今は電子マネーの台頭で登場機会が若干減りつつあるお札。こんな時代だからこそ、お財布に入ったお札や硬貨を改めて眺めてみてはいかがでしょうか?

 

文/牧野聡子

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