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「顔認証」で現金を引き出せるATM「ついに時代はここまで!」

マネー

2019.10.05

ATMでお金を引き出したい時に、「キャッシュカードを忘れた!」なんて経験はありませんか? 毎回家まで取りに帰るのは手間がかかって大変ですよね。そこで今回は、セブン銀行が発表した「顔認証型のATM」をピックアップしていきましょう。

 

キャッシュカード不要のATM!


顔認証の機能がついたATMは、セブン銀行とNECによって共同開発されました。ATMに内蔵されたカメラに顔をかざして暗証番号を入力するだけで、現金の引き出しや振り込みができるそうです。同ATMの利用には、あらかじめ口座開設で顔認証などの登録が必須。面倒に感じる人もいるかもしれませんが、スマホを使用することで簡単に手続きが行えます。きちんと口座を開設できるか確認するため、セブン銀行では10月下旬から口座開設の実証実験を予定。さらに来年の夏までには、都内全てのATMを順次入れ替えていくとのことです。

 

キャッシュカードがなくても「顔パス」で現金を引き出せるATMに対し、「まさかATMがこんな便利になるなんてビックリ。顔認証システムはすごく楽だね」「キャッシュカードを持たなくてもお金を引き出せる時代がついに到来したか」などの声が続出していました。

 

顔認証で自動支払い!?


顔認証システム搭載で、より便利になるのはATMだけではありません。昨年の12月には、「セブン-イレブン 三田国際ビル20F店」が顔認証システムを導入。入店や会計時に利用者を特定することで、手ぶらで買い物できるコンビニを実現させました。

 

NECの従業員のみが使用できる同コンビニは、「事前登録した顔のデータ」と「来客の顔」を照合する仕組みです。会計は客自身がバーコードを読み取るセルフレジで計算。顔認証で得られた情報をもとに、購入者の給与から天引きで精算されるそう。会計時間が短縮されるだけでなく、コンビニ店員の人員削減にも繋がります。

 

今年4月にはファミリーマートも「次世代型コンビニエンスストア」を開店。「ファミリーマート 佐江戸店」に、顔認証決済機能やスマホアプリから注文や決済ができる「モバイルオーダー」などのサービスが組み込まれました。

 

さらに「ローソン 氷取沢町店」でもスマート店舗実験を今年8月に開始。人手不足対策として、深夜の時間帯は売り場に店員がいない状態になるそうです。入店する際には、「事前にローソンアプリに登録した入店用QRコードの利用」「近隣のお客さんに配布した入店カードの利用」「入店管理機器で顔写真を撮影しての入店」のいずれか1つをクリアすることが条件。“入店管理機器”はNECが開発した顔認証システムで、顔を識別すると自動ドアが開いて入店できます。完全無人のコンビニが浸透する日は、そこまで遠くないかもしれません。

 

本人認証は生体認証がベスト?


最近では顔認証以外にも、金融サービスと情報技術を結びつけた動き「フィンテック」が話題になっています。例えば、スマホなどを使った決済や送金もその1つ。ではフィンテックを使う際の本人認証は、どのようなものが好まれるのでしょうか? 以前消費者庁では「消費生活に関する意識調査」を実施。3000人の男女を対象に、“フィンテックで用いる本人認証で使用したいもの”についてたずねていました。

 

結果を見ていくと、最も多かった方法は36.3%で「指紋認証、静脈認証等の生体認証(顔認証を含まない)」。続いて26.5%の「文字列・数字等のID、パスワード、暗証番号」が2位にランクインしています。3位は「顔認証」で22.5%という結果に。顔認証の使用に抵抗を持たない人は、意外と多いようです。

 

生体認証によって、セキュリティや利便性が今後も強化されていくといいですね。

 

文/牧野聡子

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