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投資信託を始めようとする方へ…あなたはどれくらいリスクを取れますか?

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2019.08.08

■投資信託とは

投資信託とは、証券会社や銀行などの運用会社に運用を任せる投資資産のことです。投資信託には国内外の株式・債権などさまざまな金融商品が組み合わせられた数多くの商品があります。投資家は販売会社が提供している投資信託の中から希望する商品を選び、預金をするようにお金を預けたあとは運用を専門家(ファンドマネージャー)に任せて利益が上がるのを待ちます。投資信託には毎月決まった金額を積み立てていく商品もあるので、一度に大きな金額を投資することが難しいという方でも始めやすいでしょう。

運用会社は複数の投資家から資金を集め、集まった資金をもとに投資信託の商品で設定されている銘柄への投資を行います。運用で利益が生じたときには、その利益が投資家に還元されますが、損失が出た場合には投資した金額から損失分が引かれます。投資信託では元本が保証されていないため、運用が順調にいかないときには元本割れになる場合もあります。

■投資信託のリスクとリターン

投資信託のような金融商品を購入する場合には、リターン(収益)だけでなくリスクにも注意が必要です。投資信託ではさまざまな商品に投資をしています。例えば、預貯金は通常では損失がでることがなくリスクが少ないけれど、預金利息による増加もほとんど期待できない低リスク低リターンの商品です。国債や社債などの債権は、利息額が確定していて満期には投資した資金が返済されるため、預貯金よりは収益が期待できる低リスクよりの商品といえます。逆に、株のように価格が変動する金融商品は、収益が上がる可能性がある反面、暴落により大きな損失がでることも有りうるハイリスクハイリターンの商品です。

投資信託は、国内債券、海外債券、国内株式、海外株式、国内不動産、海外不動産などの種類があり、その商品の種類によってリスクとリターンの大きさが異なります。リスクが低い場合には期待できるリターンが小さく、大きなリターンを望むときには、ハイリスクが生じる場合があるため、注意して商品を選ぶ必要があります。

■投資信託のリスクの種類

投資信託では、基本的に株式や債券などに投資します。これらの商品は政治や経済の動きも関係する市場により、変動などでリターンだけでなくリスクが生じる場合があります。投資信託で生じるリスクには、主に以下のものがあります。

・価格変動リスク
投資信託で組み入れている株式などの投資商品の価格は、経済情勢、企業の業績などの影響を受けて変動します。価格が下がるリスクが価格変動リスクです。

・為替変動リスク
海外株式や海外債券など海外の資産に投資する投資信託の場合には、為替レートの変動を受けてリスクが発生する場合があります。海外資産を保有しているときに円高になると、解約して円に戻したときの資産価値が下がります。

・金利変動リスク
金利が変動すると、債券の値段も変動します。金利が低下すると債券の価格が上がり、金利の上昇時には債券の価格が下がる傾向があります。

・信用リスク
株式や債券等の発行会社が倒産した場合や、会社の財務状態や評価の変動などにより、投資商品の価格が下がるリスクです。

・カントリーリスク
投資をした国や地域で政治や経済の情勢が悪化した場合に投資商品の価格が下がるリスクです。特に新興国市場の商品は、先進国の商品と比べてリスクが高くなります。

■投資信託にかかる費用にも注意

投資信託は、投資商品の運用をプロに任せるため販売会社にはお金を預けるほかに手数料を支払います。もしも運用状況で収益が出ていても、手数料が高額の商品では最終的な利益が見込めない場合もあるので注意が必要です。
投資信託にかかる手数料には「販売買付手数料」「管理手数料(信託報酬・監査報酬)」「 信託財産保留額」などがあります。

・販売買付手数料
投資信託を購入時に販売会社に支払う手数料です。手数料は購入価格の数%程で相場は1~3%が相場ですが、ファンドの種類や販売会社によっては手数料が無料の「ノーロード投資信託」もあります。

・管理手数料(信託報酬・監査報酬)
投資信託保の保有時に信託保有額に応じて支払う手数料が信託報酬、決算ごとに監査を受けるための費用が監査報酬です。両方を合わせた手数料相場は月0.5~3%程です。

・信託財産保留額
投資信託を解約する際にかかります。解約時の価格の0.1~3%が相場で、販売会社に支払うものではなく信託財産に留保するお金です。ファンドによってはかからないものもあります。

投資信託の価格が多くなれば、1%の違いでも手数料は大きく異なります。運用リスクを減らすためには、手数料が安い商品を選ぶことも大切です。

■まとめ

投資信託とは、販売会社のプロに運用を任せることができる金融商品です。ただし債権や株式など価格に変動がある商品を取り扱うため、利益だけでなく損失が生じる場合もあります。ハイリターンが期待できる商品は価格の変動が大きいため、大きなリスクが生じることもあります。
また、商品の利益を増やし損失を減らすために、きちんと調べてから手数料の低い金融商品を選ぶことも大切です。投資信託はプロに任せることができる安全性の高い金融商品ですが、必ず利益がでるものではないため無理のない範囲で投資を行いましょう。

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