「セルフメディケーション」の対象となる医薬品とは?

 

iStock/adisa 

 

セルフメディケーション税制は、医師の処方を必要とせず薬局やドラッグストアなどで市販の医薬品を購入した際に適応となる所得控除制度です。 しかし、市販されている医薬品であればどんなものでも対象となるわけではありません。対象となるのは、いわゆる「スイッチOTC医薬品」と呼ばれるタイプの薬のみです。 スイッチOTC医薬品とは、以前は医師の処方がなければ購入することができなかったものの、安全性の高さなどが認められて市販薬に切り替えられた薬のことです。 現在、セルフメディケーションの対象となっているスイッチOTC薬は、約1500品目と膨大な数にのぼります。対象となる薬は厚生労働省のホームページなどにも掲載されていますが、すべてを覚えるのは不可能です。 購入の際には、薬剤師などにセルフメディケーション税制の対象となる薬か確かめるとよいでしょう。また店舗によっては、下のようなマークをつけている場合もありますので参考にしましょう。

 

引用:厚生労働省「セルフメディケーション税制(特定の医薬品購入額の所得控除制度)について」

 

 

>>NEXT セルフメディケーションの注意点