ネット検索で「参考にしたい」こと
普段からネット検索で様々なものを調べる習慣がある現代人にとって、体調不良のときは特に、不安になって症状や病気のことを検索してしまうものです。 そこで大切だと思うのは、ネット検索で得た情報はあくまでも「参考」にとどめて考えるようにすること。特に「あまりにも楽観的な内容」や、逆に「不安を煽るような内容」は要注意です。 なお、事前にネット検索で調べる情報として、役に立つのは次の内容です。
●受診に適した診療科
●症状から考えられる病名の候補
●考えられる代表的な検査や治療の流れ
無数の情報が錯綜しているなか、医療従事者でない方がご自身の病状と合った情報を探し出すのは、思いのほか難しいものです。 ネット上の情報はあくまでも参考と考え、気になる症状があるときは病院を受診して、医師の提案と相談に沿った診察・治療を受けるようにしましょう。
文:成田亜希子