歯周病が生活習慣病の原因に
歯周病の原因となる細菌は、歯茎周囲の血管から侵入し、全身へ回ってしまうことがわかっています。 そして細菌に含まれる毒素が悪さをして、血糖値に異常を引き起こしたり、動脈硬化を促す物質を産生させたりすると考えられています。 このため、歯周病は脳梗塞や心筋梗塞、糖尿病などの発症リスクが上昇させる原因にも挙げられているのです。 また妊娠中に歯周病を発症すると、胎盤を通してお腹の赤ちゃんにも歯周病菌が感染、低体重を引き起こすこともわかってきました。 歯周病でない妊婦に比べリスクは7倍にも
(※1)。妊娠中はホルモンバランスの変化などによって歯周病になりやすいため、お口のケアはいつも以上に念入りに行う必要があります。