アルコールによる急性膵炎はどうやって予防する?
アルコールによる急性膵炎は、これまで健康診断などで異常がなくても突然発症する危険があります。防ぐには適度な飲酒量を守るしかありません。 厚生労働省が適度な飲酒量とするのは、1日あたり「純アルコール20グラム」。 これは、ビール中瓶1本(500ミリリットル)、日本酒1合(180ミリリットル)、ワイン2杯(200ミリリットル)、チューハイ缶1本(350ミリリットル)程度に相当します(※1)。
忘年会や新年会などで多少オーバーするのは仕方ないですが、飲み過ぎには十分注意しましょう。 また、アルコールと脂っこいものを同時に多く摂るのは、膵臓に負担がかかり過ぎます。 せめておつまみは、ヘルシーで油分や糖分が控えめなものを選んでください。
(※1) 厚生労働省「飲酒のガイドライン」
文:成田亜希子