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「倉庫系」に「有機系」・・・ゴミ屋敷のタイプ

家事

2019.07.24

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社会問題として取り上げられることもある「ゴミ屋敷」。

なんらかの理由によって、ゴミを片付けることができず、自宅や敷地内にゴミが積み重ねられているのを目の当たりにすれば、近隣の方々も、いつかトラブルに巻き込まれてしまうのではないか…。と不安に感じてしまうはずです。

ゴミ屋敷に潜む問題は単純にゴミを捨てられない。というだけではなく、個人が抱えるメンタルの問題や、社会との関係性が絡んでいることも考えられています。そこで今回はゴミ屋敷のタイプや、ゴミ屋敷に潜む問題について見ていきたいと思います。

■ゴミ屋敷のタイプ

ゴミ屋敷といっても、そのパターンは大きく分けると3つに分類することができるようです。今回は、倉庫系と有機系、コレクター系についてご紹介していきます。

・倉庫系

生活ゴミはきちんと捨てているものの、日用品や洋服、古くなった家電や家具など、捨てずに取っておくゴミ屋敷を「倉庫系」というようです。

通常なら倉庫に入れて保管するような物を、部屋の中に保管するため、普段あまり使わない物が生活する家の中にあふれていきます。

古くなった洋服やタオル、独立した子どもの家具や家電、コンビニやスーパーでもらった割りばしやお手拭きなどまだ使えそうな物をとっておきつつ、さらに買いだめをするために物があふれていきます。

「いつかは使うことがある」、「捨てるのがもったいない」と思う方に多いゴミ屋敷のタイプです。

・有機系

不要な物と必要な物の判別することが難しいのが、有機系のゴミ屋敷と言われています。ゴミとして廃棄しなくてはいけない物と日用品がごちゃ混ぜになっており、住人ですらその判別がつかない状況です。

空になったお弁当やカップラーメンの容器だけでなく、食べ残しすらそのまま放置してしまうため、部屋中にニオイが充満していることも。

冷蔵庫は長い間手つかず状態の場合もあり、最悪の場合には正体不明の物体が残っている。といったこともあるようです。

一般のゴミと生ゴミ、日用品全てが積み重なっていると、どこに何があるか住人も判別することができない状況です。

・コレクター系

いわゆるコレクションする方にみられるゴミ屋敷のタイプです。趣味で集めている物で部屋が占拠されており、ゴミや不用品は少ないのが特徴と言えるのではないでしょうか。

他のゴミ屋敷のタイプと違う点は、趣味で集めているものが多いため、部屋を清掃しようとしても、「捨てられない物がほとんど」という点です。

生活スペースを確保するために、ある程度の妥協が必要になるものです。コレクションとはいえ、家に残すものと、そうでないものを選別していかなければいけないこともありますが、どれも大切なコレクション。となると、手放すのは難しく、なかなか部屋を片付けることができません。

せっかく集めたコレクションですから、眺めて楽しむためにキレイに陳列したり、汚れないように大切に保管しておきたいものですが、スペースを度外視してしまうと、捨てられないほど大切な物であっても保管しておく場所が無いため、結果的に床に重ねて置いてしまったり、ほこりをかぶっていたり、地層になってしまって取り出せないなど、保存状態が悪くなってしまうのも特徴です。

■ゴミ屋敷が引き起こすトラブル

家の中のみならず、外までゴミがあふれさせてしまうと、さらなるトラブルを引き起こす心配も出てきます。

ゴミ屋敷でトラブルになりやすい原因の1つは、「ニオイ」ではないでしょうか。食べ残しや賞味期限の切れた食品、飲みかけにしたままのペットボトル、空き容器など、さらには腐敗した生ゴミから発生するニオイが強い悪臭を周辺に放つ危険性があります。

あまりにもニオイがひどくなってしまうと、ニオイのために周辺の方々は窓を開けられなくなったり、洗濯物を干すことができなくなります。

また、ゴミをそのまま放置していると、不衛生なため害虫が発生してしまうことも。ゴミが多いと、害虫のみならず、害獣も引き寄せてしまい、さらにふん尿による悪臭を放つ心配も出てきます。

ゴミ屋敷が元で害虫や害獣が繁殖してしまうと、周辺住宅にそれらの生き物が侵入していくことも考えられます。そうなると、さらに近隣住民とのトラブルが起こる可能性も高まってくるのではないでしょうか。

外にあふれたゴミが増えれば、家の外に積み上げたゴミが敷地からはみ出してしまうことにもなりかねません。

歩道にはみ出してしまえば、歩行者はゴミをよけながら通らなくてはいけなくなり、それが歩行者の転倒や事故の原因となってしまうことも。

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■ゴミ屋敷を作りだしてしまう原因

ゴミ屋敷を作りだしてしまうのには、「物が捨てられない」、「片づけが苦手」といった、はたから見れば単純な問題に捉えがちですが、その原因には、さまざまな「ストレス」や、なんらかの病気を患っている場合があるといいます。

集中力を持続させることが難しかったり、パニックに陥ってしまう方、長い時間片づけに集中することが難しい症状の方や、強迫観念と強迫行為から同じことを繰り返してしまう方、うつ、セルフネグレクト、認知症など、片付けが難しい原因として考えられているようです。

また、「ストレス」は片付けられない大きな原因と考えられます。日々の仕事が忙しく家に帰って寝るだけの生活を送る方や、職場の人間関係で悩みがあるなどさまざまなことが原因で、結果的にゴミを片付けられずにたまっていった。というものです。

この他に、家庭への愛着がなくなったときも、ゴミ屋敷になってしまうケースがあると言われています。例えばパートナーと死別した、子どもが独立した、夫婦仲が悪くなったなど家庭に不和が訪れたとき、家庭だけでなく家への愛着が失せてしまい、ゴミ屋敷化してしまうのです。

■まとめ

ゴミ屋敷について紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。意外にも隣の家がゴミ屋敷になることは「絶対ない」とは言い切ることは難しいのではないでしょうか。

ゴミ屋敷化を防ぐために必要なことは、普段からコミュニケーションを十分にとり、お互いに社会から孤立することのないように、いつでも手を差し伸べられる環境づくりが大切になのかも知れません。

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