家事
2020.10.18
肉じゃがは、出汁としょうゆとみりんで味付けするものという固定観念に縛られていませんか?
肉じゃがは、塩で味つけしても美味しくなる、懐の広い料理なんです。このレシピ、もしかしたら定番のあの味を超えちゃったかもしれません。
美味しさの秘密は最後に加えるバター。スープの絶妙な塩加減がバターの香りを引き立たせ、風味豊かなマイルドな味わいになります。
さらにスープにはバターと豚バラの脂がじゅわ〜っと溶け出して、コクと旨みが感じられます。肉は絶対豚バラがおすすめですね。大人はあらびき黒こしょうをパラっとふれば味が引き締まって、さらに美味しくいただけますよ。
残った肉じゃがは、シチューにアレンジも可能です。「先にバターと小麦粉をレンジでチンして混ぜてから鍋に入れると、小麦粉がダマになりにくいですよ」と田頭さん。最初から多めに作ってアレンジしてもいいですね。
定番を超える美味しさ!!
材料(2人分)
- 豚バラ薄切り肉
- 150g
- じゃがいも
- 2個
- 玉ねぎ
- 1/2個
- いんげん
- 6本
- コーン缶
- 大さじ3
- オリーブオイル
- 大さじ1
- バター
- 10g
- あらびき黒こしょう
- 適量
- A|水
- 250ml
- A|酒
- 大さじ1
- A|塩
- 小さじ1
作り方
1. 豚肉は3㎝長さに切る。じゃがいもは皮をむいてひと口大に切り、10分ほど水にさらす。玉ねぎは1㎝幅に切り、いんげんは3㎝長さに斜めに切る。
2. 鍋にオリーブオイルを入れて中火で熱し、玉ねぎとじゃがいもを入れて炒める。全体に油がまわったらAを入れ、豚肉を広げて入れる。蓋をして沸いてきたら弱火にし、15分ほど煮る。
4. 器に盛り、黒こしょうをふる。
取材・文/田川志乃 料理・スタイリング・撮影/田頭志保