2019.04.06
毎月の食費を節約したい!と思ったときに、あなたはどんな方法をとっていますか? 食材のランクを落とすほか、食べたいものを我慢してばかりの生活は、ストレスが溜まってしまいますよね。
こんなときには、「ドレッシングからの節約」をスタートしてみませんか? 1本あたり数百円のドレッシングを手作りのものへと交換するだけでも、節約効果が期待できます。
自宅で簡単に作れるドレッシングを5種紹介します。その日の気分に合わせて、ぜひ挑戦してみてくださいね。
■基本の和風ドレッシング
まずは日本人の生活に欠かせない、和風ドレッシングです。ノンオイルでヘルシーなので、ダイエット中でも安心して使えますよ。材料は以下のとおりです。
・しょうゆ
・みりん
・酢
それぞれの材料を1:1;1で用意したら、あとは手早く混ぜるだけでOKです。本みりんを使うときには、アルコール分を飛ばしてから使用してくださいね。
定番の生野菜サラダはもちろんのこと、冷奴や温奴、和風サラダうどんとの相性も抜群です。ゴマや大葉など、好みに合わせてトッピングをプラスするのもオススメですよ。
■ゴマドレッシング
子どもに人気が高いのが、まろやかさが味わえるゴマドレッシングです。青臭さが気になりがちな野菜も、「ゴマドレッシングをかければ食べられる!」なんて子どもも多いのかもしれませんね。
冷蔵庫にゴマドレッシングを常備しておくのも良いですが、手作りなら、「使う分だけ用意する」ということが可能となります。ぜひ作ってみてください。
・すりごま
・マヨネーズ
・酢
・砂糖
・しょうゆ
・ごま油
まずはすりごまとマヨネーズと酢を、1:1:1の割合で用意します。そこにお好みで、砂糖としょうゆをプラスしてください。しょうゆは香りづけ程度に、ほんのりと垂らすだけでOKです。最後にごま油を加えれば、ゴマの香りが引き立つドレッシングになるでしょう。
こちらは、通常のサラダのほか、温野菜や野菜スティックのお供としてもオススメです。冷しゃぶなど、食卓のメインおかずにも使えます。
■フレンチドレッシング
野菜を爽やかに食べたいときには、シンプルなフレンチドレッシングで楽しむのがオススメです。手作りドレッシングとは思えないほどのクオリティで、飽きずに何度も食べられますよ。
・オリーブオイル
・酢
・砂糖
・塩
・コショウ
フレンチドレッシングの基本は、オリーブオイル。もしなければ、サラダ油でも代用可能です。オイルの1/3程度の酢を加えたら、よく混ぜてください。味をみながら、砂糖や塩、コショウを加えればOKです。
酢の分量を多くすれば、さらに爽やかな味わいを楽しめますし、マイルドにしたいときには、酢を減らしつつ、砂糖の量を増やして調整してみてくださいね。
華やかな洋風サラダとの相性も抜群ですよ。
■サウザンアイランドドレッシング
基本のドレッシングばかりでは物足りない! 時には華やかな味を楽しみたい!と思ったら、サウザンアイランド風のドレッシングに挑戦してみてください。サラダメニューはもちろんのこと、ちくわや野菜スティックを合わせて、おつまみメニューにも大活躍してくれますよ。
・マヨネーズ
・ケチャップ
・ウスターソース
・レモン汁
サウザンアイランド風ドレッシングの味を決めるポイントは、マヨネーズとケチャップです。1:1の割合でしっかりと混ぜましょう。ウスターソースとレモン汁は、隠し味程度に少量加えます。
ウスターソースを多めにすればコクのある仕上がりに、レモン汁を多くすれば爽やかな風味を味わうことができるでしょう。
マヨネーズとケチャップベースのしっかりとしたドレッシングなので、野菜やハムと一緒にパンにはさんで、サンドイッチにするのもオススメです。野菜だけではない楽しみ方で、家族の心をぐっとつかんでみてください。
■中華ドレッシング
野菜中心のメニューでも、食卓のメインとして楽しみたい!と思ったときにも、オススメなのが中華ドレッシングです。ポン酢を活用することで、意外と簡単に作れますよ。
・ポン酢
・ごま油
・創味シャンタン
・砂糖
・ブラックペッパー
ポン酢とごま油を混ぜたら、創味シャンタンと砂糖で味を調えて、ブラックペッパーでアクセントをつけます。「茹でたもやし」にかけるだけでも、非常に美味しく仕上がります。
野菜とサラダチキンをお皿に盛り付け、こちらの中華ドレッシングをかけるだけでも、立派なおつまみメニューになるでしょう。
■まとめ
ドレッシングをスーパーで購入しようとすると、1本あたり数百円はするものです。大きなボトルを購入した方が割安ですが、「飽きてしまって食べきれない!」なんてことにもつながりがちですよね。結果として、冷蔵庫の中にドレッシングのボトルがゴロゴロしている……なんてご家庭も多いのではないでしょうか。
ドレッシングを手作りすれば、お金の節約につながるだけではなく、冷蔵庫内のスペースの節約にもつながります。すっきりと整理整頓できそうですよ。
「ドレッシングの手作りなんて、大変なのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、基本の材料さえ揃えておけば、あとは基本的に「混ぜればOK」のらくちんレシピばかりです。また市販のドレッシングとは違って、酸味や甘みなど、自分の好みの味へとアレンジしやすいという特徴もあります。
これまで「ドレッシングは市販品ばかり」という方も、ぜひ試してみてくださいね。自家製ドレッシングで、メニューの幅も広げていきましょう。