2019.11.25
ここ最近、売り上げが伸びているという「いわし缶」。リーズナブルな缶詰めとして重宝する人も多いのではないでしょうか。11月12日の『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)では、「いわし缶」を使ったアレンジレシピを特集していました。
いわし缶で万能調味料を作る!
今回は管理栄養士の今泉マユ子さんが、10分以内で作れる絶品レシピを紹介。いわし缶を食べることで血液がサラサラになり、肥満防止の効果も期待できるそうです。
まずは、ご飯にもパンにも合う万能調味料「いわしなめたけ」から調理スタート。蒲焼き味のいわし缶に対し、大さじ2杯のなめたけを加えていきます。後は、白すりごま小さじ1と青ネギ10gを一緒にして混ぜるだけ。蒲焼きいわし缶の甘みと、なめたけの酸味がマッチングした一品です。
今泉さんが「何にでも合う」と絶賛する万能調味料を活用して、今度は“卵焼き作り”に挑戦。卵を2個使う場合、「いわしなめたけ」は大さじ3杯ほど加えて混ぜ合わせましょう。
卵にいわしの旨味が染み渡り、普段作る卵焼きよりもワンランクアップします。お弁当のおかずにはもちろん、お酒のおつまみにもピッタリ。ちなみに「いわしなめたけ」はいつでも使えるように、冷蔵庫で保管しておくと便利ですよ。
5分で作れる「いわし豆乳ぶっかけうどん」!
同番組では、いわし缶を“洋風万能ソース”に変える裏技も披露。
ほぐしたいわし蒲焼き缶に、豆乳100ccとオリーブオイル大さじ1を加えてください。最後にまんべんなく混ぜれば、あっという間に洋風万能ソース「いわし豆乳」の完成です。
今泉さんは「いわし缶に豆乳を加えることで、若干ある魚臭さも消える」とコメント。まろやかな味わいのソースは「いわしなめたけ」と同様、どんな食材にも合うそうです。
例えばサラダにかければ、野菜の味を存分に引き立てる「いわし豆乳ドレッシング」に。またご飯の上に“洋風万能ソースとチーズ”をかけてレンジで温めたら、「いわし豆乳リゾット」に早変わりします。
中でも、今泉さんがおすすめするレシピは「いわし豆乳ぶっかけうどん」でした。
電子レンジで解凍した“冷凍うどん”に、洋風万能ソースをお好みの量かければできあがり。包丁も火も一切使わず、たったの5分で作れます。いわしの甘味が豆乳でマイルドになり、優しい味わいを堪能できる同レシピ。手軽に料理したい時や、二日酔いの時にはうってつけかもしれません。
出演者のいとうあさこさんも、「めちゃくちゃ美味しい! いわしの甘みがすごい効く」と絶賛していました。
水産物の缶詰めが1位を総なめ!?
長期保存できて種類も豊富な缶詰めですが、どのような商品が人気なのか気になりますよね。そこで、今年実施した「缶詰に関する調査 2019」(マルハニチロ調べ)を見ていきましょう。
同調査では、20~59歳の男女1000名を対象に「自宅にあると嬉しいと思う缶詰めの種類」を質問しました。1位に輝いたのは82.7%で「水産物」。2位の「フルーツ(55.8%)」とは大きな差をつけています。ちなみに“水産物の缶詰め”は「自宅に常備している缶詰めの種類」「普段の料理に欠かせないと思う缶詰めの種類」などの調査でも、ダントツのトップでした。
また「好きな水産物の缶詰め」についてもリサーチしたところ、最も多かったのは「ツナ」の81.3%。「さば(68.3%)」「さんま(52.0%)」も半数以上にのぼりました。「いわし」は39.2%で5位にランクイン。男女別でみると、男性の方が「いわし」を好むことがわかります。
使い方に関する「普段の缶詰めの利用目的」では、「時短料理(71.2%)」が最多の割合に。調理時間を短縮するために、缶詰めを使う人は多いようです。
いわし缶を活用する際は、ぜひ今泉さんの“絶品アレンジレシピ”にチャレンジしてみては?
文/長谷部ひとみ
参照/マルハニチロ株式会社「缶詰に関する調査 2019」https://www.maruha-nichiro.co.jp/corporate/news_center/research/pdf/20190718_Research_Cannedfood.pdf