注目のキーワード

注目のキーワード
コピーしました
お使いの端末は
この機能に対応していません

母親により崩壊した家族の絆は再び取り戻せる?佐藤健主演、映画『ひとよ』

ライフスタイル

2019.12.13

©2019「ひとよ」製作委員会

 

2019年後半は、“家族の絆”を描いた映画が次々に公開されています。忙しい毎日を送っていると、なかなかじっくり考える機会も少ないものですが、映画を通じて、家族の絆を見つめ直したり、関係性について考えたりするのもいいかもしれません。

映画『ひとよ』


子どもたちを守るための母親の決意

©2019「ひとよ」製作委員会

 

タクシー会社を営む稲村家の母・こはる(田中裕子)は、どしゃぶりの雨降る夜に、愛した夫を殺してしまいます。それは、最愛の子どもたち3兄妹を夫の暴力から守るためでした。

 

「もう誰もあんたたちを殴ったりしない。これからは好きなように暮らせる。自由に生きていける」

 

そんな願いを胸に母親は15年後の再会を誓って、犯した罪を償うために子どもたちの前から姿を消します。そして15年後、事件の日から抱えたこころの傷を隠したまま大人になった次男・雄二(佐藤健)、長男・大樹(鈴木亮平)、長女・園子(松岡茉優)の三兄妹のもとに、母・こはるが帰ってくるのです。自分が願った将来とは違う今を歩む三兄妹、そして母は、再び家族の絆を取り戻すことはできるのでしょうか。

 

15年ぶりの再会、母との向き合い方

©2019「ひとよ」製作委員会

 

「子どもを守るためなら何でもできる」

 

母親であれば、その感情は手に取るほど理解できるもの。しかし、この母親がとった行動、子どもの父親を殺したことは、償わなければいけない罪。その罪をしっかりと償い、約束通り、こはるは三兄妹の元に戻って来ます。園子は、自分たちを助けてくれた母の行動、気持ちに理解を示し、受け入れるのですが、大樹や雄二は戸惑いや怒りを見せます。父の暴力から逃れることはできたものの、三兄妹には新たな問題、乗り越えなければいけない試練が降りかかっていたのです。

©2019「ひとよ」製作委員会

 

母・こはるを演じた田中裕子の存在感

©2019「ひとよ」製作委員会

 

キャストの演技に魅了され、作品の中にグッと引き込まれてしまう本作の中で、圧倒的な存在感を見せているのが母・こはるを演じた名女優・田中裕子です。佐藤健も「芝居で目があったとき、理屈じゃなく鳥肌が立ちました」と、その凄さを目の当たりにしたときの感想を明かしています。メガホンをとった白石和彌監督も「田中裕子の出演がなかったら、企画は中止」と言っていたほど、この映画にはなくてはならない存在だったようです。

 

©2019「ひとよ」製作委員会

 

母親の愛とは、子どもを守ることとは、などいろいろな思いが頭の中を駆け巡ります。テーマも流れる空気も全体的にシリアスな作品ですが、こはるのコミカルなセリフに思わずほっこりする場面もアリ! そんなところも含めて、この映画の世界観に引き込まれてみてください。

 

[作品情報]

映画『ひとよ』

◉大ヒット公開中

◉監督:白石和彌

◉脚本:髙橋泉

◉原作:桑原裕子「ひとよ」

◉出演:佐藤健、鈴木亮平、松岡茉優、音尾琢真、筒井真理子、浅利陽介、韓英恵、MEGUMI、大悟、佐々木蔵之介、田中裕子

◉製作幹事・配給:日活

◉企画・制作プロダクション:ROBOT

◉公式サイト:hitoyo-movie.jp

©2019「ひとよ」製作委員会

文/タナカシノブ

KEYWORDS関連キーワード

あなたにオススメの記事

ライフスタイルテーマ : 【映画】その他の記事

映画
もっと見る