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笑福亭鶴瓶×綾野剛×小松菜奈共演。精神病院で出会った3人が紡ぐ”絆”の物語、映画『閉鎖病棟―それぞれの朝―』

ライフスタイル

2019.12.10

©︎2019「閉鎖病棟」製作委員会

 

中国版アカデミー賞「第28回金鶏百花映画祭(Golden Rooster & Hundred Flowers Film Festival)」の外国映画部門で最優秀男優賞と最優秀作品賞をW受賞したことでも話題の映画『閉鎖病棟―それぞれの朝―』。現役の精神科医による小説が原作なので、病院内や患者やその家族、そこで働く人々の描写がリアルに描かれているということで、観る人の心を掴んでいます。

 

映画『閉鎖病棟―それぞれの朝―』


精神科病院で出会った3人

 

©︎2019「閉鎖病棟」製作委員会

 

長野県のある精神科病院で出会った3人の患者たち。母親や妻を殺めた罪で死刑となりながら、死刑執行が失敗してしまい生き永らえた笑福亭鶴瓶演じる梶木秀丸。サラリーマンとして働いていたが、幻聴が原因で暴れだすようになり、妹夫婦から疎んじられている綾野剛演じるチュウさん。父親からのDVが原因で入院した小松菜奈演じる女子高生の由紀。

 

3人は家族や世間から遠ざけられても、心を通い合わせ明るく前向きに生きようとする中、彼らの日常を一変させる殺人事件が院内で起こってしまいます。加害者は秀丸。彼を犯行に駆り立てた理由とは? 法廷で明かされる真実が、こわれそうな人生を夜明けへと導きます。

 

役作りのためにダイエット!

 

©︎2019「閉鎖病棟」製作委員会

 

冒頭でも触れたように、中国版アカデミー賞で最優秀男優賞を受賞した笑福亭鶴瓶の演技が光ります。本作の撮影のためにダイエットをしたこともあり、普段のTVで観る、ニッコリ笑顔の鶴瓶さんのイメージとはガラリと違い、眼光に鋭さを感じます。死刑執行が失敗という、「死ねない人生」を送る秀丸が、訪れるはずのなかった第二の人生をどう歩むのかも、この映画のキーとなっています。

 

©︎2019「閉鎖病棟」製作委員会

 

綾野剛演じるチュウさんは、言動も行動も特に問題を抱えているように見えないのですが、突発的な幻聴や発作に苦しんでいる患者です。秀丸がとった行動により、チュウさんも再び外の社会へ足を踏み出そうと決意するのですが、病院で働くスタッフとの会話もとても印象的です。

 

小松菜奈演じる由紀は、目を覆いたくなるほどの悲劇が何度も起きるのですが、秀丸、そしてチュウさんとの出会いで彼女も大きな一歩を踏み出します。

 

チュウさんと母親との再会に涙!

 

©︎2019「閉鎖病棟」製作委員会

 

自らの手で家族という存在を壊した秀丸、実の家族という存在がありながら見放されてしまったチュウさんと由紀。入院先で出会った3人が疑似家族ながら、本当の家族のように絆を深めていく3人。いや、その絆は本当の家族以上のものかもしれない。このまま幸せになってほしい、と思った矢先に起きる衝撃的な事件。絆をそして、お互いを守るために3人がとった行動を見届けてほしい作品です。

 

©︎2019「閉鎖病棟」製作委員会

 

また、チュウさんが本当の家族である母親のもとへ帰っていく姿にも注目してください。「家族とは、絆とは」を考えさせられる、心掴まれるシーンになっています。

 

[作品情報]

映画『閉鎖病棟―それぞれの朝―』

◉大ヒット公開中

◉キャスト:笑福亭鶴瓶 綾野 剛 小松菜奈

坂東龍汰 平岩 紙 綾田俊樹 森下能幸 水澤紳吾 駒木根隆介 大窪人衛 北村早樹子

大方斐紗子 村木 仁 / 片岡礼子 山中崇 根岸季衣 ベンガル

高橋和也 木野 花 渋川清彦 小林聡美

◉監督・脚本:平山秀幸

◉原作:帚木蓬生『閉鎖病棟』(新潮文庫刊)

◉音楽:安川午朗

◉主題歌:K「光るソラ蒼く」(ビクターエンタテインメント)

◉企画協力:新潮社

◉公式サイト:heisabyoto.com

©︎2019「閉鎖病棟」製作委員会

文/タナカシノブ

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