スピーチにNGなエピソードや言葉とは?

スピーチでは、話してはいけないエピソードや言葉があります。注意点をしっかり確認して常識のあるスピーチにしましょう。

 

1.過去の恋愛のエピソードはNG

過去の恋愛エピソードを持ち出すことは、結婚相手にはもちろん、両家のご家族も不快な思いを感じるものになります。誰かを傷つけてしまうようなエピソードを含んでいる内容は避けるべきです。

 

2.縁起の悪い「忌み言葉」に注意

忌み言葉とは、縁起の悪い言葉を指します。結婚式の忌み言葉は、夫婦の別れをイメージさせるような言葉や再婚をイメージさせるような言葉、重ね言葉や不吉な言葉などが当てはまります。使用しないよう細心の注意を払いましょう。

 

【忌み言葉の具体例】

去る、終わる、嫌う、疎遠、何度も、再び、いよいよ、日々、ときどき、死ぬ、苦しい、流れる、去年、最後…などがあります。普段から使っている言葉も忌み言葉として該当する恐れがあるので、注意しながらスピーチをしましょう。

スピーチでできるサプライズ演出とは?

スピーチのちょっとした時間でも、サプライズ演出をすることができます。

 

例えば、スピーチの内容に出てくる思い出の品を披露したり、読んだ手紙をプレゼントする、仲間からの手紙や寄せ書き・プレゼントをスピーチの後に渡すという演出があります。

 

思いがけないサプライズに新郎新婦はさらに感動するはずです。

 

新郎新婦を祝う気持ちを自分の言葉で伝えよう

結婚式のスピーチは留意するべきポイントが多く、人前でしゃべり慣れていない人にとっては戸惑うことも多いでしょう。しかし一番大事なのは新郎新婦を祝う気持ちです。素敵な言葉を重ねなくては…とプレッシャーを感じてしまう気持ちはわかりますが、今回ご紹介した5つの構成を踏まえて、自分なりのお祝いの言葉を考えてみましょう。

 

心を込めたスピーチなら、きっと思いが伝わるはずです。

 

文/小野寺香織