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元TBSアナウンサー枡田絵理奈さん「ムリをすることが家事や育児の美学ではない」【前編】

ライフスタイル

2018.07.06

2019.01.24

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TBSのアナウンサーを経て、2014年に広島東洋カープの堂林翔太選手と結婚。現在、2歳10か月の長男と10カ月の長女、夫と家族4人+愛犬のトイプードルと広島で暮らす枡田絵理奈さん。

 

子育てをしながら、フリーアナウンサーとして広島と東京を行き来する生活を送っている枡田さんに、TBS時代との仕事の変化や、広島での育児についてお聞きしました。

 

産休育休を経て、ひとつひとつの仕事を大事にできるように


————現在の仕事のスタンスやワークライフバランスは?

 

広島で仕事をすることもありますが、ほとんどは東京での仕事が多いです。ただ、子どもが小さいことと、遠方に住んでいることもあり、いまはスローペースでこなしていますね。特に、シーズン中は主人には野球に集中してもらいたいので、主人が朝出るときや夜帰宅する時間には家にいられる範囲で仕事をするスタンスです。東京での仕事は、主人の遠征中やシーズンオフ中にこなせるよう、スケジュールを調整しています。頻繁に行き来するのは大変なので、うまく仕事の日程をまとめてもらい、子ども2人と犬を連れて一定期間滞在。長男をベビーカーに乗せ、長女を抱っこひもで抱っこ、犬はリュックタイプのケージに入れて背負い、毎回、新幹線で4時間かけて移動しています。上の子に関してはもう100回くらいは乗っていると思うので、子ども+犬連れでの荷造りや車内での過ごし方アイデアは豊富ですよ(笑)。

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始めは子どもが困惑するかな? と不安もありました。でも、考えてみたら、東京と広島の2拠点を行き来することで、都会で受けるいろいろな刺激、それから、広島でゆったりのびのびと過ごせる環境の両方を味わえるんですよね。2倍の経験ができる生育環境だと、プラスに考えるようになりました。

 

————TBS時代から比べると、生活が様変わりしたと思いますが、いい意味で感じた変化は?

 

もともと仕事は大好きでしたが、TBS時代はとにかく忙しくて、家には寝に帰るような状態。日々の仕事をこなすのが精一杯でした。本当に忙しすぎたこともあって、辞める直前は、「辛いなぁ」「もっと休みが欲しいなぁ」なんてグチグチ思っていましたね(笑)

当時は仕事があるのがあたりまえだと思っていましたが、産休&育休をはさんで仕事に復帰したら、ものすごく仕事が楽しいと思いました。仕事をいただけることのありがたさを感じて、前よりもひとつひとつの仕事を大事にできるようになりましたね。

 

————広島で生活するにあたって、不安はありましたか?

 

はじめは不安しかなかったですね(笑)。近くに両親も知り合いもいないなかで初めて育児をするわけですし、もしも主人の遠征中に私が寝込んだら、一体誰が子どもの面倒を見るの? とか、疲れたとき、心が折れそうになったときにどうすればいいの? などと、不安でいっぱいでした。

 

でも、ムリをすることが家事や育児の美学ではないと思っているので、いざとなったら親に助けを求めて東京から来てもらうこともあります。それから、ベビーシッターや一時預かり保育にも登録して、本当に困ったときの保険を4つぐらいは確保するようにしています。ありがたいことに、そういう保険をこれまであまり使わずにきていますが、それがあると思えるだけで、心の支えになりますね。

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あとは知らない土地だからこそ、積極的にママ友を作るようにしています。今では、仕事とは関係なく、東京にいたときと同じぐらい仲のいい友人が広島にもできました。

 

————ママ友づくりってなかなか難しいと思いますが、何かコツはありますか?

 

とにかく不安だらけで話せる相手がほしかったので、妊娠中、産婦人科の母親学級で隣に座っていた方に「私、引っ越してきたばかりで広島に友だちいないので、友だちになってくれませんか?」って声をかけたのが初めですね。「もしかして枡田アナですか?」と、驚かれましたけど(笑)。それから、友だちの友だちを紹介してもらうなどしていたら、いつの間にか輪が広がりました。恥ずかしがらずに積極的に声をかけるのがポイントだと思います!

 

家事を遊びに変えて子どもたちと楽しんでいます


————小さなお子さん2人に加え、犬の面倒まで見ていると、かなり慌ただしいのではないでしょうか?

 

たまにパッと見たら、子どもが犬のエサに手を伸ばしてるなんてこともあって、毎日てんてこまいですよ(笑)。命にかかわるような危ないことをしたときは、「コラー!!」って怒鳴ることもあります。そう怒鳴ったあと、窓が全開だったことに気づいてハッとしたこともあります(笑)。

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普段は、食事のしたくをしているときも、できるだけ子どもたちを構ってあげられるようにしています。たとえば、長男には一緒に卵を割ってもらったり、混ぜるのを手伝ってもらったり、サラダを作る時には、黄緑や赤の折り紙を渡して、それを破ったり丸めたりしてレタスやトマトに見立てて折り紙のサラダを作ってもらったり。掃除をするときも、子どもたちにも雑巾を渡して一緒に床を拭いたり、洗濯するときも、ピンチから外すのだけはやってもらったりしています。家事を遊びにかえるのがコツですね。私が家事に没頭することで、子どもたちがさみしくならないように、遊びながら食事が完成していくというのが理想です。もちろん、揚げ物をするときなど、危ないときは別のところで遊んでいてもらいますが。

 

家事で構ってあげられない時もありますが、そんな時には兄妹2人で遊んでいてくれるので、意外と一人の時より楽だなと感じることもあります。犬もいい遊び相手になってくれているんですよ。

 

————犬を飼い始めたのは妊娠中とのことですが、それはなぜ?

 

子どもと犬の暮らしがテーマとしてあるんです。小さいものを労わる心を育みたいと思って、妊娠がわかってから犬を飼い始めました。犬と赤ちゃんが一緒に育つと、生まれたときは犬が子どもの守り手になり、そのあとは遊び相手に。子どもがもっと大きくなると犬が良き理解者になってくれ、そして最後は、子どもが多感な時期に、犬は自分の命をもって、命の大切さを教えてくれるというイギリスのことわざを知人から聞いたのがきっかけです。

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長女が生まれたときに、上の子が赤ちゃん返りすることがなかったのは、犬の存在のおかげもあるかなと思っています。始めから家に自分以外の愛おしいものがいるということがわかっていたからだと思うんですよね。(つづく)

 

元TBSアナウンサー枡田絵理奈さん「ムリをすることが家事や育児の美学ではない」【後編】では家事育児の合間のリラックス法や自分時間の過ごし方についてお聞きします。

 


 

【PROFILE】

枡田絵理奈さん写真

枡田絵理奈


1985年東京生まれ。成城大学卒業後、2008年にTBS入社。2014年に広島東洋カープの堂林翔太選手と結婚。2児をもうける。現在は、フリーアナウンサーとして活動。

 

 

取材・文/庄司真美 撮影/谷口岳史

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