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自宅で水耕栽培!葉野菜はペットボトルで育てる

ライフスタイル

2020.09.09

家で過ごす時間が多くなった、昨今。家時間を充実させるための方法はいろいろありますが、なかでもおオススメしたいのが、家庭菜園。「やってみたい」と気にはなっているものの、「庭がないとできないのでは?」「土いじりがちょっと」と、なかなか始めるまでに至らない…という人も多いのではないでしょうか。

 

今回はそんな心配がいらない!家庭菜園をご紹介します。それは、台所用スポンジ一つあれば簡単にできる「水耕栽培」と呼ばれるもの。

 

葉野菜に向いているため、たとえばハーブを育てて肉料理に少し添えたり。それだけで普段の料理がまた特別なものになるはずです。「植物を育てる」という行為が、生活に潤いをもたらしてくれ、子どもとも一緒に楽しむこともできます。

 

…と、そんないいことづくめの水耕栽培のハウツーについて、園芸家の深町貴子さんに取材をしてきました。

 

明日からでもできる!
「水耕栽培」ペットボトルで育てる方法

前回「スポンジだけで簡単栽培!自宅でバジルを育ててみよう」では、スポンジのみで育てる水耕栽培のやり方を紹介しました。こちらは小さな葉野菜には向いているのですが、大きく葉が育つものに関してはあまり向いておりません。理由は、張れる根の長さに限界があるから。

 

そこで今回の記事では、ペットボトルを使う大きめな葉野菜を育てる方法を紹介します。ペットボトルなら高さを出すことができるため、大きく葉を育てることができます。


「水耕栽培」ペットボトル版で用意するもの

今回は、レタスを育ててみましょう。ペットボトルが容器となるので、用意するものは、「タネ・スポンジ・ペットボトル・水」だけ。カッターを使用し、ペットボトルで容器を作ります。

 

ペットボトル容器の作り方

ペットボトルの溝に沿って、カッターで切っていきます。溝があるタイプのペットボトルがオススメです。

 

最後まで切り離します。このような状態に。

 

子どもと一緒に育てる場合は、カッターの切り口のところが危ないので、テープなどで保護してあげるといいでしょう。

 

テープを貼って、切り込みを入れて切り口の尖っているところを保護します。

 

飲み口の部分にスポンジをいれるため、ペットボトルの直径にすっぽりと入るように、スポンジの大きさを測り、直径より少し小さめに切ります。

 

タネを入れる部分を作ります。切ったスポンジの中央に十字の切れ込みを入れます。

 

直径サイズに切ったスポンジは、このように飲み口のほうを逆さにした断面に入れます。

 

「水耕栽培」ペットボトル版でレタスの育て方

①スポンジに水をたっぷりと含ませる

まずは、スポンジにたっぷりと水を含ませます。

②スポンジの上にタネを置く

中央にいれた切り込みのタネを入れます。レタスの場合は1つのタネから大きく葉が育つので、タネは4〜5粒で大丈夫。つまようじの先端に水をつけ、一つずつおいていきます。入れ込んでしまうと光があたらないため、少し挟むようなイメージで。少し挟むことで湿度がキープされます。

 

根が張るまでは、スポンジに水が浸るくらいに満タンにペットボトルに水をはります。

 

 

根が伸びてきたら、水をひたひたにするのではなく、1センチくらいの空間を作って水を張ります。根も呼吸をしているので、酸素がないと酸素不足により伸び悩んでしまいます。根が伸びるのを確認しながら水位を下げ、空間を作るようにしましょう。水位はペットボトルの飲み口のところまでは水を入れておきましょう。

 

③室内の窓辺など明るい場所に置く

あとは、発芽をまつのみ。

 

置き場所は、日があたる窓際。芽が出るまでは、タネが乾燥しないようにフタ(食品ラップなどでも可)をしておきましょう。前回の記事のようにスポンジで育てたものを、根がのびたらペットボトルに移し変えてもOKです。

 

置いておくと、次の日には根っこが見えてきます。1週間くらいたつと、ペットボトルの高さほどの根が張ります。スポンジの下から根が伸びてきたのを確認したら、液体肥料を与えましょう。そして、水はこまめに変えてあげること。水を交換すると空気が動くので、酸素が入り育ちがよくなります。

 

また、ペットボトルにあまり光があたりすぎると水にコケがはえてくるので根が張ったらペットボトルをハンカチで覆うなどして、遮光をしてあげることをオススメします。

 

こちらがレタスが育った状態。こんなに立派なレタスが完成しました! 

 

「レタス類は、種類も色もたくさんあるので、いろいろと育ててみるのも楽しいですよ。水とレタスは相性がいいので成長も早く感じることができ、オススメです」

 

関連記事:スポンジだけで水耕栽培!自宅でバジルを育ててみよう

 

PROFILE 園芸家・深町貴子さん

園芸家・有限会社 タカ・グリーン・フィールズ 専務取締役。東京農業大学短期大学部卒業。園芸のハウツーや、植物を育てる事の楽しさや喜びを広める活動を行う。現在では東京農業大学短期大学部生物生産技術学科非常勤講師のほか、NHK『趣味の園芸 やさいの時間』講師、NHK『あさいち「グリーンスタイル』」コーナー講師としてテレビ出演も。著書に『室内でかんたん、土いらず!水耕ガーデン』(NHK出版)等。

 

取材・文/松崎愛香 撮影/田尻陽子 取材協力/有限会社タカ・グリーン・フィールズ

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